「24」新作、実際のテロ映像の使用で謝罪
米テレビドラマ「24 TWENTY FOUR」の最新作「24:レガシー」が、2013年にケニアの首都ナイロビのショッピングモールで起きた実際のテロ事件の映像をドラマ内で使用したことを謝罪した。
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Deadlineなどによると、2月20日にアメリカで放送された第4エピソードに問題の映像が使われていたとのこと。ドラマ内では、銃を持った犯人たちがショッピングモールにいる客に向かって拳銃を撃ち、客が逃げ惑う映像を米当局者たちが見ているシーンがあるが、これは実際のテロ映像だったという。
「『24:レガシー』の第4エピソードにおいて、ナイロビで起きた襲撃事件のニュース映像を含んでしまったことを申し訳なく思っています。将来的な放送などからは取り除きます」とエグゼクティブプロデューサーのエヴァン・カッツとマニー・コトはコメントし、事件の被害者と家族をさらに苦しませてしまったことを謝罪した。
米FOX局のスポークスマンもナイロビのショッピングモール襲撃事件の映像が使用されていたことを認め、実際のテロ事件をフィクションとして利用したことをプロデューサーたちは深く反省しているとのコメントを出している。(澤田理沙)