故ビル・パクストンさん、最後のドラマ撮り終えていた
心臓病手術後の合併症のため亡くなった米俳優ビル・パクストンさんが、最後に出演したテレビシリーズを撮り終えていたとDeadlineなどが報じた。
ビルさんは、映画『トレーニング デイ』の15年後を描いたテレビドラマ「トレーニング・デイ(原題) / Training Day」で、ベテラン刑事フランク・ロークを演じていた。新人刑事カイル・クレイグをジャスティン・コーンウェルが演じ、アメリカで第4エピソードが放送された直後にビルさんの死が伝えられた。
米CBS局とワーナー・ブラザース・テレビジョンは声明で「ビルさんが亡くなったと聞き、ショックと深い悲しみを感じている」と発表。チャーミングでエネルギッシュで温かみがあり、部屋にいるだけで周囲を明るくする人であったこと、仕事中に起きたおもしろい小話を披露することが好きだったことなどを明かし、彼を追悼している。
「トレーニング・デイ(原題)」は13エピソードから成り、撮影はすでに終了。視聴率はいまいちだったため、第2シーズンはないものと予想されていたが、ビルさんの死で打ち切りがほぼ確定したと報じられている。(澤田理沙)