「ドラえもん」シンプルで美しい新ポスターに大反響!問い合わせ次々
国民的アニメ「ドラえもん」の劇場版最新作『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』(3月4日全国公開)のイメージボードを使用したポスタービジュアルのクオリティーの高さが、インターネット上を中心に大きな話題を呼んでいる。
これまでの「ドラえもん」のイメージとは一味違った、素朴でありながらアート性に満ちたビジュアルは、イラストレーターの丹地陽子氏とヒョーゴノスケ氏が手掛けたイメージボード。もともと新宿で広告を掲示することが決定しており、どのようなビジュアルを展開するか考えていたところ、2人のイメージボードの素晴らしさが印象に残っていたプロデューサー陣によってポスター化が決定したという。また、氷に覆われた南極大陸を見上げるのび太たちを描き「シンプルなのに惹きこまれる」「期待値が高まる」と騒がれたティーザービジュアルも丹地陽子氏とヒョーゴノスケ氏によるものだ。
現在公開されているポスターは6枚。「カッコいい」「映画が見たくなる」などネット上でも反響を呼び、配給の東宝によると、数多くのメディアから「ぜひ紹介したい」という連絡が寄せられているという。
いずれも南極を舞台にのび太たちの冒険を描く本作の印象的なシーンを描き出したもので、おなじみの仲間たちが氷の下に眠る古代都市を見つける場面や、ドラえもんとのび太がはなればなれになるシーンなどが、深く胸に突き刺さるキャッチコピーと共に描かれている。
現在3月5日までの期間限定で新宿地下通路にて掲出され、付近にはフォトスポットも設置。また六本木ヒルズ内における掲示も決定しているという。美麗なイメージボードポスターによって、映画の世界観に包まれる体験を楽しめそうだ。
『映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』は37作目を数える「ドラえもん」の劇場版シリーズ最新作。『青の祓魔師(エクソシスト) 劇場版』などの高橋敦史が監督を務め、主題歌を平井堅が担当。フィギュアスケーターの織田信成と浅田舞が応援隊“南極カチコチ隊”およびボイスキャストとして参加していることでも話題を呼んでいる。(編集部・入倉功一)