マーベル「インヒューマンズ」メデューサ、早くも絶賛
テレビドラマで実写化されることになった米マーベルの「インヒューマンズ(原題) / Inhumans」に、「グレイスランド 西海岸潜入捜査ファイル」でDEA(麻薬取締局)捜査官ペイジ・アーキンを演じたセリンダ・スワンがキャスティングされた。米マーベルが発表した。
「インヒューマンズ」は1965年にアメコミ界の巨匠スタン・リーとジャック・カービーによって生み出された超人的な能力を持つ種族を描いたコミックで、マーベル作品の中でも人気を集めてきた。本ドラマシリーズでは、今まで語られることのなかった、インヒューマンの王であるブラックボルトとその王族の壮大な冒険が描かれるという。
セリンダが演じるのはインヒューマンの女王でブラックボルトの妻メデューサ。ブラックボルト役には映画『フライト・ゲーム』などのアンソン・マウントが、その弟マキシマス役には「ゲーム・オブ・スローンズ」のイヴァン・リオンが決まっている。
「セリンダは、メデューサの威厳ある栄光に力を与え、まさにこの役にぴったりです。素晴らしいとしか言いようがありません」とマーベル・テレビジョンのジェフ・ローブがコメントしているほか、同ドラマのエグゼクティブプロデューサーのスコット・バックも彼女を絶賛。「セリンダ・スワンはエレガントな威厳だけでなく、素晴らしい精神力とすさまじい意志の強さをメデューサにもたらしてくれます。彼女が(インヒューマンの都)アティランの女王になってくれることを心から喜んでいます」とコメントしている。
本シリーズの最初の2エピソードは米ABC局での放送前の9月に、2週間だけIMAXシアターで米上映される予定となっている。(澤田理沙)