トム・ハンクス×メリル・ストリープ新作、名匠スピルバーグが監督!
ハリウッドの名優トム・ハンクスとメリル・ストリープが夢の共演を果たす話題の新作映画『ザ・ポスト(原題) / The Post』で、名匠スティーヴン・スピルバーグ監督がメガホンを取ることが決定したとDeadlineが報じた。
本作は、米国防総省のベトナム戦争に関する極秘報告書、通称「ペンタゴン・ペーパーズ」を当時同省職員だったダニエル・エルズバーグ博士が、米紙ワシントン・ポストに暴露したという1971年の実際の事件を基にした作品。エルズバーグに協力することになるワシントン・ポストの編集者ベン・ブラッドリーと発行者キャサリン・グラハムを中心に、メディアで報じられなかったベトナム戦争の詳細を国民に伝える権利を得るため、どのように政府へ挑んだのかが描かれる。
トムがブラッドリー役に挑戦し、メリルがグラハムを演じる。スピルバーグ監督に決まったことで、トムとは5度目のタッグとなる。
元米ソニー・ピクチャーズ共同会長のエイミー・パスカルが、自身の制作会社パスカル・ピクチャーズのもとで製作する予定の本作。脚本家リズ・ハンナが執筆したスペック・スクリプト(依頼主のいない売り込み用の脚本)を、パスカルが昨秋に買い付けたことで制作が始動していた。米20世紀フォックスが米国内配給を、アンブリン・エンターテインメントが国際配給を担当する。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)