弓道部の恋愛ストーリー「一礼して、キス」池田エライザ&中尾暢樹で実写映画化!
弓道を題材にした加賀やっこの少女漫画「一礼して、キス」(小学館)が実写映画化されることが決定した。モデルで女優の池田エライザと、特撮ドラマ「動物戦隊ジュウオウジャー」のジュウオウイーグル役で知られる中尾暢樹が主演を務める。
「一礼して、キス」は高校の弓道部を舞台に、3年生の先輩女子・岸本杏の弓道をする姿に恋をした後輩・三神曜太による、ひたすらに一途な杏への片想いを描いたラブストーリー。『今日、恋をはじめます』『ReLIFE リライフ』などコミックの実写化作品で知られる古澤健監督がメガホンを取り、漫画同様にドキドキ感たっぷりの恋愛を描きつつ、静かなイメージの強い弓道シーンの躍動的な映像表現にも挑戦する。
ファッション誌「CanCam」専属モデルとして10代女子から絶大な支持を得ながら、数々の映画・ドラマに出演する池田は、本作が満を持しての初主演。中尾にとっても「ジュウオウジャー」後いきなりの主演映画となる。
そんな2人の魅力について古澤監督は「池田エライザさんにはとても無邪気なあどけなさと悪魔のような母性が同居しており、それが杏というキャラクターを体現している一方、中尾暢樹くんの透明で硬質な男らしさは、三神のミステリアスさをうまく表現しています」と称賛。現在、都内近郊にて撮影が行われており、6月の完成を目指す。
“色気の魔術師”の異名をとる加賀の絶妙な恋愛表現に加え、本格的な弓道描写でも知られるコミックなだけに、2人はクランクイン2か月前から弓道の稽古を続けてきた。「その成果が撮影現場で存分に発揮されています」という古澤監督は「また稽古を通じてふたりの距離感もすっかり杏と三神になっており、ふたりの自然な演技に日々魅了されています」と満足げに語っている。(編集部・入倉功一)
映画『一礼して、キス』は今秋、全国公開予定