「劇的ビフォーアフター」特番で復活!番組史上初“島”ごとリフォーム
昨年11月にレギュラー放送として、いったん幕を下ろしたテレビ番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」が、スペシャル番組として今年4月に復活。「大改造!!劇的ビフォーアフター 2時間スペシャル」として4月2日に放送されることが決定した。今回の依頼主は歌手のさだまさし。番組史上初の試みとなる“島”のリフォームに挑戦する。
「大改造!!劇的ビフォーアフター」とは、狭さや老朽化といった問題を抱えた家を一流の建築士である「匠」たちがリフォームしていくさまを映しだす番組。2002年4月にレギュラー放送を開始し、2006年3月に一度終了。その後特番放送を重ねながら、2009年4月に「大改造!!劇的ビフォーアフター SEASON II」として再びレギュラー番組として復活するも、シーズン2も昨年レギュラー放送を終了した。
今回のスペシャル番組で、さだがリフォームを依頼するのは、彼の故郷・長崎県、その中央に位置する大村湾の南西に浮かぶ「詩島(うたじま)」。さだは、もともと無人島だった同島をおよそ38年前に購入。ログハウス、管理棟、浴室棟などを建てるも、自ら監督や主演を務めたドキュメンタリー映画の製作で抱えた35億円という多額の借金の返済に追われることになり、およそ30年間島の手入れを放置し続けていた。そのため現在の島の建物は、老朽化が進み、風雨にもさらされているため、崩れる寸前となっていた。
さだはリフォームを決心した理由について、「巨額の借金を背負って以後、そのお金を返すのに精一杯だった30年もの間、放りっぱなしだった愛しい詩島を、僕が元気なうちに元気な島に戻したかったのです」と説明。今回のリフォームのために予算3,500万円を用意したという。番組ではさだの願いをかなえるべく「森の木の代弁者」こと松永務が立ち上がる。(編集部・井本早紀)
「大改造!!劇的ビフォーアフター 2時間スペシャル」はABC・テレビ朝日系列にて4月2日18:57~20:54に放送