「エウレカセブン」再始動!劇場版・新3部作として映画化
国内外で人気を博した2005年のテレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」の放送から12年、同作が劇場版3部作として再びよみがえることが発表された。2009年には劇場版、2012年には続編も制作された「エウレカ」シリーズの原点。今回の劇場版『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』は、テレビ版では明らかにされなかった部分にも触れる新たな3部作として開幕する。
【画像】血を浴びたエウレカ……「ファースト・サマー・オブ・ラブ」を映像化
「交響詩篇エウレカセブン」は、“英雄”と称えられる父を持つ少年レントンと、人型機械LFOに乗って突如彼の前に現われたヒロインのエウレカが、世界を知る旅に出る物語。新劇場版では、彼らの旅路をセリフから再構築。新作映像と再撮影された新たな映像で作り上げていくとともに、誰も知らない新たな結末を展開するという“新”尽くし。さらにテレビアニメ版で何度も言及されながらも、正面から描かれることはなかったレントンたちの世界で10年前に起きた大事件「ファースト・サマー・オブ・ラブ」も映像化するとのこと。
また、シリーズを再起動させるにあたり、総監督・京田知己、脚本・佐藤大、キャラクターデザイン・吉田健一のオリジナル・スタッフが12年ぶりに集結。総監督の京田は、「作りながら『この作品は本当に愛されているのだな』と思うことが何度もありました。それに応えるべく、出来る限りの嘘を排除して、再びみなさんに愛していただけるようなものをお届けできたら……と思います」と意気込みを明かしている。
音楽面では、ドイツのテクノユニットHardfloorも参加。テレビ版のサブタイトルに登場した造語「アクペリエンス」は、もともとHardfloorの楽曲名をオマージュしたもの。今回の劇場版では、彼らの新曲「Acperience 7(アクペリエンス・7)」が提供されるという。
新劇場版『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』の第1弾『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』は今年公開予定。また第2弾、第3弾はそれぞれ2018年、2019年に公開を予定している。(編集部・井本早紀)