菅田将暉、ソロ歌手デビュー!音楽活動をスタート
俳優の菅田将暉が6月7日に「見たこともない景色」で、ソロ歌手としてCDデビューすることが明らかになった。今後は俳優業と並行して、音楽活動も行っていくという。
「見たこともない景色」は、菅田も出演するauの人気テレビCM「三太郎」シリーズのサッカー応援CMソングにもなっており、もう一人の自分が自分自身を応援する歌詞ががむしゃらに頑張る人の胸に響き渡るような応援ソング。菅田は21日の昼、Twitterで「今夜19時、とある場所にてとある映像を解禁します。みんなに見てもらえるかな」と告知しており、渋谷スクランブル交差点の5面ビジョンをジャックして発表された。
菅田は俳優業と音楽活動の違いについて「役者・菅田将暉は作品の中で役名があり、作品の世界観があって、僕と違う誰かを演じ、カメラに目線は向けません。アーティストとしての表現はカメラに目線を向けるということを含め、僕の半径1メートル以内の出来事というか、僕自身が思うこと、やりたいこと、伝えたいことが主体になっています。その部分は本当に大きく違うなと実感しています」とコメント。
今年1月に公開された映画『キセキ -あの日のソビト-』から生まれたユニット・グリーンボーイズとしてはすでにCDデビュー済みだが、今回はソロとしてのデビューで「正直まだ実感が湧いていません。やっぱりステージに立って“生”でお客さんの前で歌うということをまだしていないからだと思います」と心境を告白した。
また「音楽が大好きだから技術やパッションのあるアーティスト・ミュージシャンが沢山いる中で、僕が音楽アーティストをやっていいのだろうか、そして僕に何が出来るんだろうか? という思いはやはりどこかにあります」というが、「だけど、今の僕にしか出来ないことってきっとある気がしています。これまでにないワクワクする気持ちが生まれていて、音楽活動を自分自身が楽しみ、信じて、作品づくりをしていきたいと思います」と“アーティスト・菅田将暉”としての決意を明かした。
今後、アーティストとして挑戦してみたいことについては「シンプルにまずはLIVEをすることです。アーティスト菅田将暉で立つステージはどんな景色なんだろうという思いは強いですね」という菅田。「そしていつか自分の書いた言葉を、自分から出てくるメロディーで、自分で演奏してパフォーマンス出来るようにするのが目標です。僕にとってすごく大切なことを作って歌う。それが数人でも『これ俺の歌だ!』『私もそうだ!』って共感してもらう部分が生まれ、気付いたらひとつに繋がっていく、そういうことが出来たら本当に嬉しく思います」と思いを語った。
「見たこともない景色」は22日よりiTunesなどで先行配信中。YouTubeでミュージックビデオも公開されている。(編集部・中山雄一朗)