長澤まさみ×高橋一生!実際の事件に着想えたラブミステリーで共演
実際に起きた事件に着想をえて書き上げられた、ミステリー要素も含んだラブストーリー映画『嘘を愛する女』(2018年全国公開)で長澤まさみと高橋一生が共演していることが明らかになった。長澤は高橋との共演について「高橋さんは『世界の中心で、愛をさけぶ』で共演した頃から尊敬する先輩なので、また共演できてとても嬉しいです」とコメントしている。
本作はCMディレクターとして高く評価されている中江和仁監督が実際の事件を基に脚本を書き上げたオリジナル作品。一流企業に勤めるキャリアウーマンが恋人の大きな嘘に翻弄されながら、愛する人の正体を探っていくというストーリーになっている。ヒロイン・川原由加利を長澤、小出桔平を名乗る由加利の恋人を高橋、由加利の協力者となる私立探偵・海原匠を吉田鋼太郎が演じる。
「台本を読んで、感情の居場所を人はいつも探しているんだなと思いました」と感想を述べる長澤は、「背伸びし過ぎず演じられたらと思います」と意気込みを語る。一方、「この作品は『嘘』というものを人間の本質は超えられるのか、という根源的な愛情に対する問いかけが描かれていると感じました」とコメントする高橋は、「キャラクターの骨格を決め込まず、多面的な人間性が出るよう、監督や共演する長澤さんと相談しながら作り上げていきたいです」と撮影にのぞむ心構えを明かしている。
長澤ふんする由加利は飲料メーカーに勤め、業界の第一線を走るキャリアウーマン。5年間同棲している恋人・桔平(高橋)との結婚を考えていたが、ある日、突然訪ねてきた警察官から「一体、彼は誰ですか?」と質問される。くも膜下出血で倒れ、意識を失ったところを警察に発見された桔平。彼の所持していた運転免許証、医師免許証はすべて偽造されたもので、職業はおろか名前すらも「嘘」という事実が判明したのだった。戸惑う由加利はその正体を知ろうとし、やがて彼が書き溜めていた700ページにも及ぶ書きかけの小説を見つける……。(編集部・海江田宗)