『デスノート』藤原竜也&戸田恵梨香、10年ぶり共演に喜び 新ドラマで恋人役
俳優の藤原竜也(34)と戸田恵梨香(28)が5日、都内で行われたTBSの新ドラマ「リバース」のプレミア試写会に原作者の湊かなえと出席。映画『DEATH NOTE デスノート』で夜神月と弥海砂を演じて以来10年ぶりの共演に、戸田が「嬉しかった」と語ると、藤原も「僕も楽しくやらせていただいています」と笑顔を見せた。
同作はイヤな気分になるけれどクセになるミステリーこと“イヤミス”で知られる湊原作のヒューマンミステリー。二人のほか玉森裕太(Kis-My-Ft2)、小池徹平、三浦貴大、門脇麦、市原隼人が共演し、親友が10年前に事故死した事件の犯人に疑われたさえない主人公・深瀬和久(藤原)が、過去の秘密と真相に向き合う姿を描く。
撮影は2月からマイナス21度という長野県の雪山で行われたそうで、藤原は「湊さんの作品に出演できる喜びもありましたが、クランクインしてみると極寒のロケで非常に大変でした。でも、自分の中でも今まで出させていただいた作品とはまた違ったものになったのではないかと手応えを感じていて、感謝しています」とコメント。
深瀬の恋人・越智美穂子を演じる戸田は「わたしは深瀬さんとのシーンしかないのでどういう作品になっているのかと見させていただいたら、(学生時代のシーンで)男の子たち5人が楽しそうでうらやましくなりました。藤原さん以外の人たちとの共演シーンはほとんどないので寂しさもありますけど、苦労された雪山も美しかったし、見応えのある作品になったと思います」とアピールした。
二人の印象について、撮影現場を訪れていたという湊は「(藤原と)前日に対談をさせていただいていて、こんなシュッとされた方なので深瀬といってもどうせかっこいい深瀬と思っていたら、服のセンスも悪いし背中も丸まっていて思わず『頑張れよ』と言いたくなるくらい深瀬でした」と役づくりを絶賛。戸田についても「深瀬を見ている時とそうでない時で、こういう表情をするんだとドキッとするくらい伝わってきました」と褒めたたえた。
また、本作で映画『デスノート』以来10年ぶりの共演となった藤原と戸田。共演について戸田が「このタイミングでまたご一緒できるとは思っていなかったので驚きましたけど、本当に嬉しかったです。当時藤原さんとお会いしているのは10代だったので、恥ずかしくもありました」とやや照れくさそうに率直な感想を語ると、藤原も「知っているからかもしれないですけど、スムーズに現場に入れた事はありがたかったです。変に気を使わないやりやすい空気を作ってくれたので、僕も楽しくやらせていただいています」と久々の共演を満喫している様子だった。(取材・文:中村好伸)
ドラマ「リバース」は4月14日よりTBS系列にて毎週金曜22時放送