「ザ・クラウン」が最多 BAFTAテレビ・アワード ノミネーション発表
イギリスで放送されている優秀なテレビ番組を表彰するBAFTAテレビ・アワードのノミネーションが発表され、ゴールデン・グローブ賞受賞ドラマ「ザ・クラウン」が最多となる5部門でノミネートされた。
意外だったのは、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞を受賞したトム・ヒドルストン主演の人気ドラマ「ナイト・マネジャー」が助演男優賞にしかノミネートされなかったことだろう。同ドラマに出演していたオリヴィア・コールマンは、別のドラマ「Fleabag フリーバッグ」で主演女優賞にノミネートされている。
国際部門では、「ナイト・オブ・キリング 失われた記憶」「ストレンジャー・シングス 未知の世界」「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」「トランスペアレント」がドラマ賞のノミネーションを獲得。受賞者は5月14日(現地時間)に発表される。
テレビの裏方を表彰するBAFTAクラフト・アワードの候補も先月発表されており、BBCのネイチャーシリーズ「プラネットアースII」が最多9部門でノミネートされているほか、「ザ・クラウン」が7ノミネート、「ナイト・マネジャー」は6ノミネートを獲得。こちらは4月23日に授賞式が開催される。(澤田理沙)