北川景子“篤姫”役で大河ドラマ初出演!女優としての目標だった
女優の北川景子が2018年放送の大河ドラマ「西郷(せご)どん」に出演することが明らかになった。12日にNHK放送センターにて行われた出演者発表会見に主演の鈴木亮平らと出席し、目標だった大河ドラマに出演できる喜びと意気込みを語った。
明治維新から150年という節目の年となる2018年に放送される本ドラマは、巧みな戦術と実行力で徳川幕府を倒し、近代国家を作り上げた西郷隆盛が主人公。林真理子原作、中園ミホ脚本という、女性の視点から西郷の激動の生涯を描き出す。
北川が演じるのは、13代将軍・徳川家定の正室候補となるが、鈴木演じる西郷との間に恋心が芽生えて揺れ動く、のちの篤姫こと於一役。大河ドラマはもとよりNHKドラマに初出演する北川は、「とても緊張しています」と切り出すと、「いつか出演させていただきたいと、目標として心の中で思っていた大河ドラマに携わることができ、すてきな皆さんとすてきな作品に出演することができて、とても光栄に思っています。身の引き締まる思いというか、とても緊張しています」と素直な思いを吐露。
また、役について「非常に強くて精神的に自立した女性で、筋の通った人柄」と分析すると、「過去に演じられた先輩方の篤姫や史実も勉強して、今回のオリジナリティーも大切にしながら、一生懸命務めたいと思います」と意気込み。鈴木とは以前映画で共演経験はあるものの、ガッツリ絡むことはなかったそうで、「とても楽しみにしています」と期待も寄せた。
この日は、新たに出演が発表された北村有起哉をのぞく、堀井新太、高橋光臣、高梨臨、沢村一樹、斉藤由貴、鹿賀丈史、小柳ルミ子も登壇。於一の女中頭(教育係)・幾島役の斉藤は、「『真田丸』に引き続きなので、お話しをもらった時は『え、また?』と思ったのは事実です(笑)」とぶっちゃけながら、「でも、とても面白そうな予感がして、やらせていただきますと言ってしまいました」と快諾の理由を説明。そして、「北川景子さんのコメントがあまりにもすばらしく、わたしには何もすることがないと思いますが、教育係ということで常に一緒にいることになると思うので、眼福ということで楽しみたいと思います」と目を細めた。(取材/錦怜那)
大河ドラマ「西郷どん」は2018年1月より放送(全50回)