真剣佑ヤバすぎる…億泰になりきりすぎてジョジョ・山崎賢人&岡田将生からツッコミ
大ヒットコミックの実写映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』で、人気キャラクター・虹村億泰を演じる真剣佑が撮影現場で役に入り込みすぎて、真面目でさわやかな普段の彼からは想像もつかないハイテンションを披露。主演の山崎賢人や億泰の兄・形兆を演じる岡田将生からツッコミを入れられる一幕があった。
【画像】兄・形兆役の岡田将生ほか実写『ジョジョ』全メインキャラクター(計7枚)
昨年11月に開かれた『ジョジョの奇妙な冒険』の合同取材会。そこには、主人公・東方仗助役の山崎をはじめ、広瀬康一役の神木隆之介や三池崇史監督、平野隆プロデューサーなどの実写ジョジョメンバーが集結していた。彼らが今作への手ごたえを語り、ジョジョならではの髪型トークで盛り上がっていく中で、真剣佑の順番が回ってきたときにそれは起きた。
真剣佑はスペインでの撮影を振り返り、「仗助の髪型には現地の皆さんが『ワーオ!』というリアクションを取られるんです。康一は……スルーされる(笑)。岡田さんの(形兆)アニキを見ると固まるんですよ。で、僕を見ると、にらまれるんですよ。だから一番怖いんだと思います」とニヤリ。そしてその笑みを保ったまま、「僕の髪型へのこだわりは、……いや、“おれ”は仗助くらいあると思うので」と演じている億泰の一人称(おれ)に切り替えて話すと、自身のこめかみのあたりを指さし「ここ色違うんだぜ……!」とアピールする。
しかし、この日は全員役衣装のままでの登場。一番に誰もが気付く髪の色の違いを「どうだ!」とばかりに見せつける真剣佑に、兄・形兆役を務めている岡田は「そうだね……見たらわかるよ……」と冷静にツッコミ。だが真剣佑の勢いはとまらず、「あとちょっと……コイツ(億泰)なんだっていう感じがするんですけれども……、ぜひ……見てほしいっすね……」とそのテンションを依然保ったまま。この真剣佑のハイテンションぶりには、共演者全員が「なんなの!?(笑)」「何が言いたいの!?(笑)」と総ツッコミ。三池監督も「もう分離できなくなってる……、元の自分に戻れなくなっている」と笑いながら彼の様子を見届けていた。
さらにスタンドを意識したアクションパートへの質問に及んだ際には、「真剣佑です……、僕は……コイツを……つぶしてやるという思いで……、何言っているんだ俺……」と真剣佑が迷走への危機感をつぶやくと、周りがすかさず「合ってる合ってる」とフォロー。そして真剣佑が「背中で殺してやるという感じですね……実際に攻撃するわけではないので……」と感触を語るたびに、共演者たちは「気合いだよね」(岡田&神木)、「わかるわかる、俺もやってる。背中からグッとね」(山崎)と合いの手で彼を支え続け、真剣佑は「どういうことか言葉で説明できないんですけれども、背中から『ウォオオオオ!! いけええええ!』という感じです」と説明を行い終えた。
真剣佑がふんする億泰は、原作でちょっぴりおバカで純粋な心の持ち主としても愛されているキャラクター。この日の真剣佑の様子に、平野プロデューサーも「真剣佑くん、役に入り込みすぎて、ずっと億泰になりきって生活しているので」と明かすと、真剣佑は「とにかく毎日楽しんでやっています。あんまり記憶がないんですよ……(笑)」と照れくさそうな表情を見せていた。(編集部・井本早紀)
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は8月4日より全国公開
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記