『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』予告編をついに初公開!ルークから衝撃のセリフが!
現地時間14日、映画『スター・ウォーズ』のエピソード8にあたるシリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の初映像となる予告編が、米フロリダ州で開催中のスター・ウォーズ・セレブレーション内で初披露された。
本作は、J・J・エイブラムスがメガホンを取った『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)に続く新3部作の第2章。映画『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソンが監督・脚本を務める。
『フォースの覚醒』でレイとルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)が出会った島からスタートする予告編は、ジェダイになるためルークの下で修行を積むレイを中心に展開。ルークに見守られながらライトセーバーを振るレイの姿に、会場は大歓声に包まれた。
さらにミレニアム・ファルコンも登場する宇宙のドッグファイトや、ポッドの中で前作で受けた傷を癒すフィン(ジョン・ボイエガ)、BB-8とともに走るポー・ダメンロン(オスカー・アイザック)、そして、ライトセーバーをかまえる赤い目のカイロ・レン(アダム・ドライヴァー)など主要キャラクターが次々に登場。ルークの「ただひとつわかることは、ジェダイはもう終わるということだ」という衝撃的なセリフで映像は締めくくられる。
ファンの絶叫に近い歓声を受けて登壇したレイ役のデイジーは「今回のエピソードでは、レイの物語がさらに深く掘り下げられることになります」と告白。「『フォースの覚醒』がすごく良い反響をもらえたことで、今回はさらに重い責任を感じていました。でも、ジョンソン監督が導いてくれたおかげで自信がもてたんです」と笑みを浮かべた。
そのジョンソン監督は、イベント前夜の午前3時に会場前で並ぶファンの下を訪れ、4時間もの間サインをし続けたといい、「みんながすごく応援の声をかけてくれてたことで、こんなにも素晴らしいファンに支えられていると知り、ほっとしました」と感謝。この日は、ミレニアム・ファルコンの下にたたずむレイや、ヘルメットを脱いで笑顔を見せるキャプテン・ファズマ役のグェンドリン・クリスティーの姿を捉えたメイキング写真を公開するなど大サービス。さらに「今回のBB-8はバスター・キートンみたいにすごく笑わせてくれるよ」と付け加えて期待をあおった。
また、本作で重要な役を務めるというルーク役のマーク・ハミルは「個人的にはエピソード1~3が好きなんだ。自分が出てないからリラックスして観られる。今回の新シリーズに出るのは、正直なところすごく怖かった。それをジョンソン監督に伝えたら、そうか、でも僕も怖いよ! と言われてこいつ好きかもって。そして実際に仕事をしたら本当にそう思った。本作の演技は全て監督に捧げたよ」と明かした。
会場には本作から登場する反乱軍の新キャラクター、ローズを演じるアジア系女優のケリー・マリー・トランも登壇。ローズは反乱軍の整備士だが、ルークやレイのように思いがけないことからヒーローとして活躍することになるという。家族には一切秘密にしていたといい「4か月もの間、インディー映画をカナダで撮ってると言ってたの。みんなに信じさせるためにおみやげでメープルシロップを買って行ったりしたんだから!」と明かして会場を爆笑に包んでいた。(編集部・入倉功一)
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日より全国公開