マーベル初の女性ヒーロー単独映画『キャプテン・マーベル』監督決定
映画『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン主演のマーベル新作『キャプテン・マーベル(原題) / Captain Marvel』の監督が、アンナ・ボーデンとライアン・フレックに決定したと米マーベルが発表した。
本作は、マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが製作するマーベル初の女性ヒーロー単独映画。脚本は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のニコール・パールマンと『インサイド・ヘッド』のメグ・レフォーヴが共同執筆した。
The Hollywood Reporter などによると、昨年の夏にマーベルは『クジラの島の少女』のニキ・カーロ監督、テレビシリーズ「HOMELAND」のレスリー・リンカ・グラッター、『エンド・オブ・ザ・ワールド』のローリーン・スカファリアらをマーベル大作初の女性監督として候補に挙げていたが、実現しなかったようだ。
ニューヨーク大学芸術学部で知り合ったボーデンとフレックは、2006年にライアン・ゴズリングを一躍スターダムにのし上げた『ハーフ・ネルソン(原題)』や、『なんだかおかしな物語』『ワイルド・ギャンブル』などを手掛け米独立系映画界で名をはせた。近年はテレビシリーズ「アフェア 情事の行方」「ビリオンズ」などでも活躍している。
『キャプテン・マーベル(原題)』の米公開は2019年3月8日(現地時間)の予定。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)