ゴリ監督・脚本・出演の新作を石垣島でお披露目!
4月20日から開幕した「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」で、ガレッジセールのゴリが石垣島にある石垣市民会館にて舞台あいさつを行った。沖縄国際映画祭で石垣島が会場になったのは今年が初。島中から多くの島民が集まり、ゴリが登場すると満員の客席から大歓声が上がった。
この日は、ゴリが監督・脚本・出演を務めた地域発信型映画『選ばれた男』と2016年に公開された主演作『沖縄を変えた男』2作品の上映と舞台あいさつが実現。イベント前に行われた囲み取材でゴリは、「ロケに来るたびに石垣島でも『沖縄を変えた男』やってよ! と頼まれていたので本当に上映することができてうれしいですね」と喜びをかみしめた。同作で1990年、1991年と全国高等学校野球選手権大会で連続準優勝を果たした沖縄水産高校の監督・裁弘義を熱演しているゴリだがこの日、沖縄水産高校野球部の元部員だという知り合いからも「行くよ!」と連絡を受けたと笑顔。
『選ばれた男』ではオール石垣島でロケを敢行。舞台あいさつでは「(石垣島出身の)夏川りみちゃんが星多すぎて気持ち悪いっていうくらいですからね」と場内を沸かす一方、「地域発信型映画というからには映画を観てここに来たいと思ってくれるような内容にしないといけない。この島の素晴らしいところは、本当に星が綺麗なところ。夏だから星をテーマに撮ることに決めました」と語り、監督としての真剣な一面も見せた。
囲み取材では石垣島での思い出を振り返り「野底マーペーってところに連れて行ってもらったんですけど、私服で大丈夫って聞いていたのにめちゃくちゃ急な坂で(笑)。汗びっしょりになりましたが、その時に山頂から見た美しい景色が忘れられないです」と話したゴリ。ゴリの石垣島への愛情が伝わったのか、会場の島民から温かい拍手が送られた。(森田真帆)
「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」は4月20日から23日まで沖縄県内各地で開催