橋本愛「弾けるよ~」ファンの呼びかけに神対応
女優の橋本愛が22日、都内で行われた映画『PARKS パークス』初日舞台あいさつに出席し、ファンからの「愛ちゃ~ん! 元気弾ける愛ちゃ~ん!」の呼びかけに「はーい、弾けるよ~」と笑顔で返し、ファンを喜ばせた。
女優が登壇するこのような舞台あいさつでは、「キャー!」「カワイイ!」といった女性ファンからの声が多く聞かれるが、橋本には熱狂的な男性ファンがおり、舞台あいさつでは必ずといっていいほど「愛ちゃ~ん!」と野太い声が響く。そんなとき、橋本はいつも照れ笑いを浮かべるだけだが、この日は登壇時から弾ける笑顔で、神対応を見せた。
そして、本作について「過去のノスタルジックな部分に触れて少し切なくなって、でも最後はカラッと明るく前に進める清らかな映画になったんじゃないかと思います」と説明すると、「この舞台あいさつもそうですけど、映画の後味を持ち帰ってじっくりと余韻に浸っていただければ幸いです」と心を込めた。
井の頭恩賜公園の100周年を記念して製作された本作は、井の頭公園と吉祥寺を舞台に、大学生の純(橋本)、高校生のハル(永野芽郁)、ミュージシャン志望のトキオ(染谷将太)が、50年前に作られたある楽曲を蘇らせようと奮闘する姿を描いた、軽やかで少し切ない青春群像劇。
この日は永野芽郁、染谷将太、トクマルシューゴ(音楽監修)、本田拓夫(企画・製作)、瀬田なつき監督、東京都西部緑地公園事務所・大道和彦所長、井の頭恩賜公園公式キャラクターのひゃくさいくんも来場。
永野は、小学3年生の時にスカウトされた場所が吉祥寺。さらに、立て続けに吉祥寺での映画ロケが続いたことを明かすと、「自分にとってすごく縁がある街だと感じながら撮影していたので、今日この映画が公開されることがうれしいです」と笑顔。染谷は「撮影はかなり前のようで、つい最近のようで……」と振り返りつつ、「月日はあっという間に流れるなぁと思う映画です。時の流れに魅力を感じていただけると思います」と自信をのぞかせた。(取材/錦怜那)
映画『PARKS パークス』は4月22日よりテアトル新宿、4月29日より吉祥寺オデヲンほか全国順次公開