『レザボア・ドッグス』ホラーの巨匠も途中退席してた!
クエンティン・タランティーノ監督の1992年のデビュー作『レザボア・ドッグス』の25周年を記念し、トライベッカ映画祭にて特別上映が行われ、タランティーノ監督ほかハーヴェイ・カイテルやマイケル・マドセン、スティーヴ・ブシェミ、ティム・ロスが結集した。
Deadlineなどによれば、登壇したタランティーノ監督は1992年にサンダンスで初上映された際、全員が銃を向けあうクライマックスで電力が落ちて上映が中断されたエピソードや、製作前にハーヴェイの家を訪れ映画の成功を確信した時が「人生で一番幸せな瞬間だった」などと話し、会場を沸かせた。
あまりにも有名なマドセン演じるMr.ブロンドが警官を拷問するシーンでは、世界中の映画祭で途中退場する観客が多出し、最大で一度に33人が退場した映画祭もあったとか。
さらにタランティーノ監督は、スペインのシッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭での上映で、『エルム街の悪夢』などのホラー映画の巨匠ウェス・クレイヴン監督が退席していた事実を激白。「『鮮血の美学』を作った彼でさえ、耐えがたいシーンだったんだ」とコメントした。(鯨岡孝子)