波瑠、不倫妻役に批判の声も…ブログで反論
ドラマ「あなたのことはそれほど」(TBS系)でW不倫に溺れる主人公を演じている女優の波瑠が、役柄への批判的な声に対してブログで思いをつづり、話題になっている。
波瑠は現在「潔く柔く」などのいくえみ綾による同名コミックが原作のドラマ「あなたのことはそれほど」に主演。“2番目に好きな人”と結婚するも、ずっと思い続けていた中学時代の同級生と偶然再会し、不倫に溺れていく主人公・渡辺美都を演じている。
2日に放送された第3話でも美都は、ずっと好きだった有島(鈴木伸之)に妻がいたこと、子供が生まれたことを知ってもなお、夫(東出昌大)にうそをついて不倫を続けてしまい、ネット上では「波瑠のこと嫌いになりそうになる」「全く共感できない」「波瑠はなんでこんな役引き受けたんだろう?」といった声も上がっている。
そんな中、波瑠は3日、「美都とはそういう人なのです。私は美都には共感できないけど、毎日やらなきゃ仕方ない。面白いと言ってくださる方も、不倫劇を見ていて気分が悪くなる方もいらっしゃると思いますが、私達はただこのドラマを観てくださったことに感謝するだけです」とブログを更新。
「こういう内容の作品ですからね。しょうもないとか馬鹿とか最低とか言われても、観て感想を抱いてもらうっていうことで私は報われるような気持ちです」と批判的な意見にも理解を示した。
一方で「けれど私は、自分が何か得をするためにこのお仕事をしてるつもりもないので、わかりやすい言葉で言うなら損の連続になったとしてもいいのです」と決意を明かし、「苦しくてもがいた時間の中から、自分が何を見つけられるかが大事ですし。苦労が大きければ大きいほど何かを自分の中に残してやる~って意地みたいなものですかね」と前を向いた。(編集部・中山雄一朗)