『ヘルボーイ』監督&キャスト一新でリブート!デル・トロ参加せず
ギレルモ・デル・トロ監督と俳優ロン・パールマンのタッグで人気アメコミを実写映画化した『ヘルボーイ』が、新たな監督と主演俳優を起用した、R指定作品としてリブートされると、原作者のマイク・ミニョーラがTwitterを通じて発表した。
マイクによると、リブート映画を手掛けるのは『ディセント』『ドゥームズデイ』のニール・マーシャル監督。地獄生まれの主人公ヘルボーイは海外ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」などのデヴィッド・ハーバーが演じる。
関係各所との契約はまだ正式に結ばれていないようだが、Hollywood Reporter によると、プロデュースは過去シリーズを手掛けたローレンス・ゴードンとロイド・レヴィンが務め、『エクスペンダブルズ』シリーズなどを手掛けたミレニアム・フィルムズの下で製作される予定。『ヘルボーイ』と『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』で監督・脚本を手掛けたデル・トロ監督は参加しない。
もともとデル・トロ監督はパールマンと再びタッグを組む3作目の製作を熱望しており、実際にパート3を作ることも検討もされたという。しかし、話し合いの結果、デル・トロ監督の思い描くビジョンと製作費の間で折り合いがつかないということになり、プロデューサー陣が全てを一新したリブートの製作を決心したということだ。タイトルは『ヘルボーイ:ライズ・オブ・ザ・ブラッドクイーン(原題)/ Hellboy: Rise of the Blood Queen』になる予定で、ミニョーラが『2ガンズ』のアンドリュー・コスビーらと脚本を手掛けるという。(編集部・入倉功一)