TOKYO No.1 SOUL SET・渡辺俊美の初主演映画予告編公開
人気ヒップホップバンド、TOKYO No.1 SOUL SET の渡辺俊美が映画初主演を務める『パパのお弁当は世界一』の予告編で、渡辺演じる父親が慣れない弁当作りに奮闘する姿が公開となった。
【動画】TOKYO No.1 SOUL SET・渡辺俊美初主演映画『パパのお弁当は世界一』予告編
本作は、Twitterで8万人がリツイート、26万人が「いいね」をした感動の実話に基づく物語。3年間にわたって高校生の娘のために毎日弁当を作り続けた父親と、初めは反発しながらもそれを毎日食べ続けた娘の不器用ながらも温かい交流が描かれる。娘みどり役でダブル主演を務めるのは、ドラマ「100万円の女たち」(放送・配信中)、映画『ポエトリーエンジェル』(5月20日公開)など近年女優としても活躍の幅を広げるnon-no専属モデルの武田玲奈。突如弁当作り宣言をした父親に戸惑うティーンの戸惑いをみずみずしく体現している。
くしくも、みどりの父親を演じる渡辺も高校生の息子のために3年間休むことなく弁当を作り続けた過去を持ち、後にその模様をつづったエッセイ集「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」(マガジンハウス)を出版(2015年に別所哲也主演でテレビドラマ化もされた)。その親和性から本作にキャスティングされたという。
実生活では息子のための弁当作りによってかなりの料理の腕前になったという渡辺だが、本作の予告編では卵を割ることさえおぼつかず、フライパンの扱いもままならず四苦八苦する父親に。弁当を持たせたものの「(お弁当が)臭い」と娘の友達の間でも不評。会社では同僚から「女子高生のお弁当っていうのは可愛くなきゃダメなの」とたしなめられ、それでもめげずに「今日の弁当、期待しててな」と奮闘。やがて娘から「おいしかったよ」と言われるようになるまでの苦難の道のりが映し出される。不器用ながらイケメンでどこまでも娘想い、「こんな父親がほしい!」と思わずにいられない理想のパパ像に魅了されるはずだ。(編集部・石井百合子)
映画『パパのお弁当は世界一』は6月10日よりヒューマントラストシネマ渋谷にて1週間限定公開