『美女と野獣』100億円超えは確実 『シンデレラ』以来2年ぶり快挙
映画週末興行成績
土日2日間(13~14日)の全国映画動員ランキングが15日に興行通信社から発表され、現在大ヒット街道ばく進中の『美女と野獣』が、洋画実写としては『シンデレラ』以来2年ぶりとなる4週連続1位を獲得した。累計興行収入80億円突破も間近とハイペースな興行を展開しており、当初の目標である100億円超えはほぼ確実といえる状況となっている。
先週末の成績は動員41万9,613人、興収5億7,528万3,300円を記録。5月14日までの累計成績は、動員564万9,320人、興収79億3,794万3,000円となり、動員550万人を軽々と突破し、興行収入80億円も目前。配給元としては夏休み興行も視野に入れており、今後どこまで成績を伸ばすのか注目される。
2014年秋に公開され、最終興収10億7,000万円のスマッシュヒットを放ったアドベンチャー大作の続編となる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』が3位に初登場。動員は16万3,143人、興収は2億4,945万4,500円となり、初週の興収は前作を超えた。
『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン監督最新作となるサイコスリラー『スプリット』も8位に初登場。全国180スクリーンで公開され、初日を含む3日間で動員5万9,802人、興収7,866万5,700円を記録している。
公開5週目となった『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』は依然2位をキープ。累計動員454万35人、累計興収58億2,056万2,100円となり、シリーズ最高興収となる前作『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』まで、およそ5億というところまで迫っている。
今週末は『メッセージ』『ピーチガール』『猫忍』『たたら侍』『夜明け告げるルーのうた』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2017年5月13~14日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(1)『美女と野獣』:4週目
2(2)『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』:5週目
3(初)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』:1週目
4(3)『ワイルド・スピード ICE BREAK』:3週目
5(4)『追憶』:2週目
6(5)『帝一の國』:3週目
7(6)『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ』:5週目
8(初)『スプリット』:1週目
9(7)『ラストコップ THE MOVIE』:2週目
10(8)『無限の住人』:3週目