中村獅童、肺腺がん発覚で手術決意「奇跡的」な早期発見<コメント全文>
歌舞伎俳優の中村獅童(44)が18日、初期の肺腺がんと診断され、入院加療のため出演を予定していた舞台を休演すると報道各社宛てのファクスで発表した。直筆のメッセージで中村は「病に打ち克ち、必ず元気になって今まで以上に良い舞台がつとめられますよう、より一層精進いたし、また皆様にお目にかかりたいと思っております。そのために、今しばらくお時間をください」とつづっている。
定期的に受けている人間ドックでがんが発覚。中村によると、医師から「今見つかったのが奇跡的」と言われるほどの早期発見で、「すぐに手術をすれば完治する」ものということで、入院を決意した。
この影響で、出演を予定していた博多座「六月博多座大歌舞伎」(6月2日~26日)と歌舞伎座「七月大歌舞伎」(7月2日~26日)を休演。配役の変更や一部演目を変更して上演される。(編集部・入倉功一)
<中村獅童のコメントは以下の通り、原文ママ>
この度は私事によりいつも応援してくださる皆様に多大なる御心配をお掛け致しますこと心よりお詫び申し上げます。
毎年、定期的に受けている人間ドックの中で初期の肺腺癌であることが分かりました。
今見つかったのが奇跡的と言われる程の早期発見で、この状況ですぐに手術をすれば完治するとの担当医師からのお言葉でした。
入院までは、お受けした仕事を精一杯つとめますが、やむを得ず六月博多座大歌舞伎及び歌舞伎座七月大歌舞伎を休演することを断腸の思いで決断いたしました。
本当に申し訳ございません。
病に打ち克ち、必ず元気になって今まで以上に良い舞台がつとめられますよう、より一層精進いたし、また皆様にお目にかかりたいと思っております。
そのために、今しばらくお時間をください。
どうか宜しくお願い申し上げます。
平成29年5月18日
中村獅童