キムタク、13年ぶりカンヌレッドカーペットで黄色い声援!杉咲花は鮮やか着物姿
第70回カンヌ国際映画祭
元SMAPの木村拓哉が現地時間18日、フランスで開催中の第70回カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門に選出された映画『無限の住人』(全国公開中)のレッドカーペットイベントに、三池崇史監督、共演の杉咲花と出席、会場には木村のうちわを手にしたファンの姿も見られ、日本から離れたカンヌの地に黄色い声援が飛んだ。
第57回のコンペティション部門に出品された2004年の『2046』(ウォン・カーウァイ監督)以来、13年ぶりのカンヌ映画祭参加となった木村。イベントに先立って行われた公式会見で見せたカジュアルなスタイルから一転、前髪を上げたフォーマルなタキシード姿でカーペットに登場すると、久々のカンヌの空気を味わうように、終始にこやかに声援に応えていた。
一方、映画祭初参加となった杉咲は、艶やかな赤い着物姿でカンヌデビュー。木村に寄り添い、リラックスした様子でイベントを楽しんでいた。またカーペット上には、新作『光』がコンペティション部門に選出されている河瀬直美監督の姿も。さらにタレントの出川哲朗も会場に姿を見せ、三池監督とセルフィーを撮っていた。
『無限の住人』は、海外でも高い評価を受ける沙村広明の人気コミックを実写映画化したアクション。死ぬことのできない体を与えられた剣士・万次(木村)と、復讐のために彼を用心棒として雇った少女・凜(杉咲)が、壮絶な戦いに身を投じる姿が描かれる。
木村にとっても邦画の主演作で初めてカンヌに訪れた記念の一本となり、公式会見では「完全なるメイドインジャパンという形での参加、そしてカンヌ国際映画祭に招待していただけたということが大きな違いです。今は、戻って来られたことに本当に感謝しています」とコメント。万感の思いを込めて上映に臨む。(編集部・市川遥/入倉功一)