チフスのメアリーと呼ばれたメアリー・マローン役にエリザベス・モス
米テレビシリーズ「MAD MEN マッドメン」や映画『ハイ・ライズ』などで知られる女優エリザベス・モスが、新作ドラマ「フィーヴァー(原題) / Fever」で実在した女性メアリー・マローン役に挑戦することが決定した。The Hollywood Reporter や複数のメディアが報じた。
本作は、アンナプルナ・テレビジョンと BBC America が共同で製作し、作家メアリー・ベス・キーンが執筆した同名小説をミニテレビシリーズ化。アイルランドからニューヨークに移住したメアリー・マローンが、20世紀初頭、ニューヨーク市周辺で流行した腸チフスの感染源とされ、「チフスのメアリー」と呼ばれるようになった過程を描くもの。
エリザベスは原作の版権を獲得しただけでなく、自ら主演を務めることになった。映画『ジューンバッグ(原題)』のフィル・モリソンがメガホンを取り、「MAD MEN マッドメン」のロビン・ファイトが脚色することになっている。
現在エリザベスは、Huluのドラマシリーズ「ザ・ハンドメイズ・テイル(原題) / The Handmaid's Tale」で主演兼製作総指揮を務め、すでに同シリーズ第2シーズンの配信が決定している。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)