岩田剛典、極寒の撮影で監督恨む
三代目 J Soul Brothers / EXILEのパフォーマー・岩田剛典が1日、都内で行われた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2017」(SSFF &ASIA 2017)のオープニングセレモニーに出席。自身の出演する『SWAN SONG』の雪の中での過酷な撮影を振り返ると、「(雪の中を)一歩一歩噛み締めながら監督を恨んでいました」とぶっちゃけ話で会場を笑わせた。
山田孝之、HIRO、AKIRA、岩田剛典、鈴木伸之…ありえない顔ぶれ!
岩田は、映画祭と EXILE HIRO プロデュース、EXILE TRIBE と映画祭のコラボ企画として著名な作詞家・小竹正人の世界観をモチーフに制作した「シネマファイターズ」の一作に出演。落合賢監督のもと、桜庭ななみを共演に迎え、大寒波に見舞われ終焉を間近にした地球を舞台に、恋した女性に人生最期の曲“SWAN SONG”を聴いてもらおうと旅をするギタリスト・アサヒ役を熱演している。
壇上には共演の桜庭、落合監督も登壇。落合監督が岩田と桜庭の吹雪のシーンを振り返り、「撮影当時、雪が全然降っていなかったんですけど、二人の行いが良かったのか、始まった途端降り始めて……」と寒波の中での撮影を述懐し始めると、岩田は隣で「過酷な撮影で監督を恨んでいました」と苦笑い。「オール新潟ロケだったんですけど、新雪で一歩一歩歩くのが本当に大変でした。チクショーって思いながら歩いていました」とため息。
桜庭も「歩くシーンは岩田さんが先に進んでくれたからこそわたしも進むことができました。それくらい大変な撮影でした」と岩田に同調。「でもその大変さが逆に自分たちの演技を助けてくれたんじゃないかな」と振り返っていた。
本映画祭は米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭。期間中、世界140を超える国と地域から応募された約9,000作品の中から厳選した約250作品を上映する。セレモニーにはフェスティバルアンバサダーを務める別所哲也とLiLiCoほか、EXILE HIRO、AKIRA、Dream Ami、山田孝之、石井杏奈、鈴木伸之、町田啓太、鳥居みゆき、福島リラ、田原総一郎らが出席。
鳥居みゆき出演の『ユキの異常な体質/または僕はどれほどお金がほしいか』の紹介では、鳥居がレッドカーペット上を自転車で疾走しながら登壇。共演者の芹澤興人、塩出太志監督、原作者の大前粟生らとあいさつの際も壇上でバケツに足を突っ込んだ状態で質疑に応じるなど破天荒なパフォーマンス。「いつもゾンビとか化け物の役ばかり。しかも雪女の役は3回目。今後も化け物の役を頑張っていきます」と嬉しそうな表情で話していた。(取材・文:名鹿祥史)
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2017」(SSFF &ASIA 2017)は6月1日~25日、東京5会場、横浜1会場の計6会場で開催