山田孝之、33歳で制服姿の自分に衝撃うける
俳優の山田孝之が1日、都内で行われた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2017」(SSFF &ASIA 2017)のオープニングセレモニーに登壇。河瀬直美監督の短編『パラレルワールド』で主演を務めた山田が、33歳にして制服姿で出演している自身を観て衝撃を受ける様子で会場を沸かせた。
山田孝之、HIRO、AKIRA、岩田剛典、鈴木伸之…ありえない顔ぶれ!
本映画祭は米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭。河瀬監督は同映画祭と EXILE TRIBE が、著名な作詞家・小竹正人の世界観を映像化するコラボ企画「シネマファイターズ」の6作品のうち一作『パラレルワールド』でメガホンをとった。
セレモニー後に「シネマファイターズ」の上映も行われ、河瀬監督の作品に出演した山田、石井杏奈のほか、本企画に参加したAKIRA、岩田剛典、Dream Amiらそうそうたる顔ぶれが集結して舞台あいさつを行い、企画を主導したHIROは「すごく感動しています。それぞれの監督さんの色が出ていてバラエティーに富んだ作品ばかり。出来上がったものを観て感動しました」と感無量の様子。
河瀬監督はカンヌ国際映画祭から帰国したばかりで「ただいま。ボンジュール」とご機嫌にあいさつ。「映画祭が映画を作るというのは素晴らしいこと。チャレンジしたHIROさん、別所(哲也)さんも素晴らしい」と本企画を絶賛。同い年の EXILE HIRO に「HIROさんは何歳になりますか?」と声をかけ、HIROの48歳の誕生日をサプライズで祝福。登壇者全員でバースデーソングを熱唱してHIROを感激させる一幕もあった。
河瀬監督は山田とも腕を組んでレッドカーペットを歩くなど、山田との相性の良さも見せつけたが、その山田は河瀬監督との撮影を振り返り、「真夏に天体観測室に閉じ込められて死にそうになりました」とため息。「出来上がった作品を観てさらに死にそうでした」とも話して会場を沸かせると、33歳にして制服姿で撮影に挑んだエピソードを披露。「33歳のおじさんが制服を着て、ドッキリなのかなと思いました。今日本当だったんだって気付きました」と茶目っ気たっぷりに話して、河瀬監督を大笑いさせていた。(取材・文=名鹿祥史)
「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2017」(SSFF &ASIA 2017)は6月1日~25日、東京5会場、横浜1会場の計6会場で開催