「太っている=醜い」クロエ・モレッツ、主演作の宣伝コピーに激怒
女優のクロエ・グレース・モレッツ(20)が、主演アニメーション映画『レッド・シューズ&ザ・7ドワーフス(原題) / Red Shoes & the 7 Dwarfs』のポスターに書かれた宣伝コピーに激怒している。
韓国のアニメーションスタジオ・ルーカスが手掛けた『レッド・シューズ&ザ・7ドワーフス(原題)』は、プリンセスたちのセレブな世界、そして彼女たちのドレスのサイズには合わない白雪姫の物語。問題となったポスターには「もし白雪姫がもはや美しくなく、7人の小人たちの背もそんなに小さくなかったら?」という宣伝コピーと共に、スリムな白雪姫と太った白雪姫の絵が描かれており、「太っている=醜い」ということかとTwitterなどで炎上していた。
クロエもすぐさま「わたしもみんなにように愕然として怒っている。これはわたしや、わたしのチームが許可したものではないわ」と怒りのツイート。「わたしは美しい脚本に惹かれて声を作品に貸した。それは若い女性のための力強いストーリーで、共感したの。わたしのクリエイティブなコントロールを超えたところで不快な思いをさせてしまい、ごめんなさい」と謝罪した。
この騒動を受けてルーカスは、同作のポスターや予告編を取り下げ。プロデューサーは「わたしたちの映画はファミリーコメディーで、社会的な体形の美しさの基準についての偏見に異議を唱え、内面の美しさの重要性を強調するものです」と釈明し、すでにこの広告キャンペーンを打ち切ったと発表した。(編集部・市川遥)