声優・玄田哲章『トランスフォーマー』吹き替え続投!悪のダーク・オプティマスも熱演!
ベテラン声優の玄田哲章が、映画『トランスフォーマー』シリーズの第5弾となる最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』(8月4日全国公開)で、再びオプティマス・プライムの声を担当することが発表された。
『トランスフォーマー』シリーズは、あらゆるテクノロジー機器に変形する金属生命体トランスフォーマーと人類の攻防をテーマに、正義のために戦う勢力「オートボット」の活躍を追ったアクション大作。玄田は、ファンの熱い支持を受けながら、1980年代に放送されたアニメシリーズから一貫して、オートボットのリーダーであるオプティマス・プライム(コンボイ)を演じ続けている。
人類と共に地球を守り続けてきたオプティマスだが、最新作では、洗脳を受けた悪の“ダーク・オプティマス”として登場。強大な敵として人類に牙をむき、共に死線を乗り越えてきたバンブルビーと壮絶な死闘を繰り広げる。
30年以上にわたってオプティマスを演じ続けている玄田。渋みある低音でどんな“悪”を表現するのか気になるところだが、本人は「『トランスフォーマー』シリーズは、常に前作を超える完成度で作られています。そういう意味で、今回はいつものオプティマスでなく洗脳された状態が作品の新しさにつながるんだ、という想いで演じました」とオプティマスの理解者ならではのコメント。
さらに「洗脳されるということは操られている状態で、本人にとっては苦悩や葛藤ではないはず。『俺は悪だ!』という強い意志を持ち過ぎず、逆にこれまでのオプティマスというキャラクターを貫く気持ちでした」とベテランならではのアプローチを明かしている。
本作には、前作の主人公・発明家ケイド役のマーク・ウォールバーグほか、アンソニー・ホプキンス、ローラ・ハドック、ジョシュ・デュアメルらが出演。シリーズの生みの親にして、“破壊王”の異名を取るマイケル・ベイ監督が再びメガホンを取る。(編集部・入倉功一)