エドガー・ライトのロックンロールカーチェイス映画が公開決定!音楽で天才ドライバーに変身
『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』『ショーン・オブ・ザ・デッド』のエドガー・ライト監督が、ハリウッドで本格長編デビューを果たす新作『ベイビー・ドライバー』の日本公開が8月19日に決定し、ライト監督ならではのセンスが炸裂する軽快な予告編が公開された。
主人公は、犯罪組織の逃がし屋を務める青年“ベイビー”。幼いころの事故で激しい耳鳴りがやまないベイビーだが、彼にとって完璧なプレイリストが揃っているiPodを再生すると耳鳴りは消え、すご腕ドライバーへと変貌する。
マーベル映画『アントマン』を創造上の相違で降板したライト監督が、そのクリエイティブ精神をフルに発揮し、本国メディアからも絶賛の嵐。全米最大の映画レビューサイト Rotten Tomatoes では、批評家たちから100%フレッシュの評価を得ている(6月2日時点)。
そのライト監督が自ら「ロックンロールカーチェイスムービー」と評する本作の予告編では、真っ赤なスバル・インプレッサに乗ったベイビーが、軽快なミュージックとともに天才的なドラテクを披露。ベイビーが操作するiPodが旧世代に見える辺りにも監督のこだわりを感じる。ド迫力のカーチェイスと銃撃戦だけでなく、サウンドトラックの選曲も注目を浴びそうだ。
主人公のベイビーを演じるのは『きっと、星のせいじゃない。』のアンセル・エルゴート。ベイビーの運命を変えることになるヒロイン、デボラを『シンデレラ』のリリー・ジェームズが演じるほか、ケヴィン・スペイシー、ジョン・ハム、ジェイミー・フォックスなど実力派が顔をそろえる。(編集部・入倉功一)