『スーサイド・スクワッド』続編、来年にも撮影開始か
映画『スーサイド・スクワッド』続編の撮影は来年にも始まると、チームをまとめる軍人リック・フラッグを演じたジョエル・キナマンが The Hollywood Reporter に明かした。
『スーサイド・スクワッド』は、デッドショット(ウィル・スミス)やハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)らDCコミックスの悪役たちがチームを組み、減刑のために危険なミッションに挑むさまを描いたアクション大作。作品の出来に関しては辛辣な意見が多かったが興行的には成功しており、米ワーナー・ブラザースは早い段階から続編の企画を進めてきた。
続編の進行状況を尋ねられたジョエルは「僕の知るかぎり、現在、脚本の執筆中だ。2018年のどこかで撮影する予定だと思う」とコメント。「予定は変わるかもしれないけどね」と付け加えたが、「僕は絶対に戻るよ」と自身のカムバックについてはきっぱり明言した。
続編の監督に関しては、10年ぶりの監督作『ハクソー・リッジ』が高く評価されたメル・ギブソンが初期の交渉中だと報じられたほか、『シャーロック・ホームズ』シリーズのガイ・リッチーなども興味を示している。ジョエルは「言ってしまえばデヴィッド・エアーに監督を続投してほしいけど、彼がやりたくないなら、キャラクターを扱うのがうまく、地に足のついたストーリーを語れる人がいい」と語っている。
エアーはハーレイ・クインをはじめとした女性悪役が集結する映画『ゴッサム・シティ・サイレンズ(原題) / Gotham City Sirens』のメガホンを取ることに決まっており、『スーサイド・スクワッド』続編の監督はしない。また、リメイク版『スカーフェイス』の監督候補にも名前が挙がっている。(編集部・市川遥)