福士蒼汰、次はスペイン語!流暢な英語&ビスラマ語で客席驚かせる
俳優の福士蒼汰が8日、都内で行われた主演映画『ちょっと今から仕事やめてくる』のティーチイン付き舞台あいさつに出席。そもそも英語が堪能なことで知られ、本作ではビスラマ語を披露している福士は、壇上でもその英語とビスラマ語を生披露し、「次はスペイン語を勉強したい」と話して笑顔を見せた。
累計発行部数70万部を突破した北川恵海の同名ベストセラー小説を映画化した本作で、大阪弁を操る謎の男・ヤマモトを熱演した福士。初の大阪弁挑戦も話題となったが、劇中、バヌアツ共和国のビスラマ語を話していることも話題に。壇上でそのビスラマ語が「英語に似ている」と語りだし、英語とビスラマ語をそれぞれ披露して比較してみせたが、その流暢な語学力に同席していた共演の工藤阿須加、メガホンを取った成島出監督をはじめ、会場のファンからも驚きの声。
そんな中、「次にどんな言語に挑戦したいか」と問われた福士は「たくさんありますね。僕は言語が大好き。今は英語を勉強しているんですけど、次はスペイン語を勉強したい」とコメント。「スペイン語を覚えることで話せる人の数も増えますし、いろんな人とコミュニケーションがとれる。言語を学ぶのが本当に好きなんです」と嬉しそうな表情を見せた。
本作はそのバヌアツ共和国でも上映されたといい、現地では1,000人の観客が集まり、工藤の「会社辞める」のセリフに大歓声が上がったりしたそうだが、福士はそんなエピソードが紹介されると、「ぜひ(ロケに)行ってみたかった。全然文化が違うじゃないですか。でも普遍的に感じるものは一緒なんだなって」としみじみ。工藤も「日本以外の方に伝わるのは嬉しい」と感想を述べた。
壇上ではファンや司会者から様々な質問を受け、それに丁寧に回答していた福士。「今まで一番怒られたこと」では「一桁くらいの歳の時に、姉とケンカをしまして、姉の顔にパンチかなにかをしてしまったら鼻血がでた。父親に『女性に暴力を振るうな』って怒られました。それから女性に触れられなくなった。もろいんじゃないかなって」と告白する。「自分の人生の光になってくれたもの」については「たくさんあるんですが、僕は大の犬好き。犬に会うと癒されるんです。心が浄化されます」と明かしていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『ちょっと今から仕事やめてくる』は全国公開中