篠原涼子、7年ぶり月9で市議会議員に!共演に高橋一生&石田ゆり子
フジテレビ系の10月期月9ドラマ(タイトル未定・毎週月曜午後9時~9時54分)で篠原涼子が主演を務めることが決定した。40代のママさん市議会議員の奮闘を描く痛快エンターテインメントで、篠原は2010年の月9「月の恋人~Moon Lovers~」でヒロインを演じているが、単独初主演はこれが初。共演に高橋一生、石田ゆり子が決定している。
篠原が演じるのは、夫と保育園に通う子供と3人で平凡な生活を送る佐藤智子。ある日パート先をクビになった彼女が、偶然テレビのワイドショーで市議会議員の高額報酬、市区町村議員の当選高確率を目にしたことから立候補を決意する……。
これまでテレビドラマ&映画「アンフェア」シリーズ(2006~2015)の刑事、「ハケンの品格」(2007)のキャリアウーマンなどでタフ&クールなイメージで人気を博してきた篠原が、女性目線で描かれる政界モノに挑戦。プロデューサーの草ヶ谷大輔は篠原の起用理由を「家族の幸せと市民の幸せのために、市議会議員として奮闘し、たくましく明るい主人公・智子には、女優としてそして母として常にエネルギッシュに全力で頑張っておられ、幅広い層の女性からカッコいい憧れの存在となっている篠原涼子さんしかいないと思い、オファーさせていただきました」としている。
一方、篠原は「政治の事とか難しくて私には演じられないのではないかと思っていた」とプレッシャーを抱えながらも、「プロデューサーさんからわからない主婦がどう変わっていくのか、変えていくのかを演じながら見せて行けたらとのことでしたので私もこの作品を通して学んで行きたいなと思っております」と政治に素人だった主婦が変化していく成長ドラマという設定に、感情移入のポイントを見いだしたようだ。
共演に「カルテット」(2017)の高橋一生、「逃げるは恥だが役に立つ」(2016)の石田ゆり子と今をときめく面々が集結。いずれも篠原と初共演となり、石田と高橋も初共演となる。高橋は智子と選挙戦で議席を争うライバルで、代々続く政治家一家の次男・誠役に。敷かれたレールから外れることができない葛藤から次第に歪み、誰も知らない裏の顔を持つようになるという役どころ。石田は智子の保育園のママ友でシングルマザーの和美役に。元新聞社の花形・政治部記者で育児休暇後、事務職に転属され憂き目にあう彼女が、智子の行動力と求心力に刺激を受け、智子を応援していく。
脚本は、WOWOWドラマ「荒地の恋」(2015)、映画『お父さんと伊藤さん』(2016)などの黒沢久子。「ガリレオ(第2期)」(2013)、「ナオミとカナコ」(2016)、「貴族探偵」(放送中)などの金井紘が演出を手掛ける。(編集部・石井百合子)