チャーリー・シーン復帰作!9.11同時多発テロ映画、日米ほぼ同時公開へ
2001年9月11日、ニューヨークのワールドトレードセンタービルで起きた米同時多発テロ事件をビル内部の視点から描いた映画『9/11』(原題)の邦題が『ナインイレヴン 運命を分けた日』に決定し、9月9日より日本公開されることになった。アメリカでは9月8日公開であり、日米ほぼ同時公開となる。
2001年9月11日、ワールドトレードセンタービルに飛行機が激突し、北棟のエレベーターに閉じ込められてしまった5人の実話を基にしたオフブロードウェイの舞台「エレベーター」を映画化する本作。
主演を務めたのは、2015年11月にHIV陽性であることを公表して以来、初の俳優活動となったチャーリー・シーンで、身勝手なウォール街の権力者だが、混乱するエレベーター内のリーダー格として突破口を探し続けるジェフリーを熱演している。
また、ウーピー・ゴールドバーグが、閉じ込められた5人を唯一の通信手段であったインターコム越しに励まし続ける女性役、『P.S. アイラヴユー』のジーナ・ガーションがジェフリーの妻イヴ役、往年の大女優ジャクリーン・ビセットがイヴの母親役を務めているほか、『マグノリア』のルイス・ガスマン、『アントマン』のウッド・ハリス、『リアル・スティール』のオルガ・フォンダらが集結。
メガホンを取ったマルティン・ギギは「16 年前、この悲劇を通して、私たちは同じ感情を分かち合いこの国は団結した。でも今私たちはそれを忘れかけています。だからこそ、いまこの映画、物語に挑戦してみたかったのです」と本作を製作したきっかけを語っている。(編集部・石神恵美子)
映画『ナインイレヴン 運命を分けた日』は9月9日より新宿武蔵野館ほか全国公開