映画『妖怪ウォッチ』第4弾、主人公らキャラ一新!30年後の物語に
子供たちを中心に人気を博している「妖怪ウォッチ」シリーズの劇場版第4弾の公開日が12月16日に決まり、タイトルが『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』に決定。今作で主人公を含めたキャラクターが、一新されることが明らかになった。愛くるしいキャラクターとして親しまれてきた妖怪「ジバニャン」も、まさに妖怪の側面が強調されたビジュアルとなっている。
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これまでオムニバス形式やアニメと実写のハイブリッド形式など、さまざまなチャレンジを行ってきた映画『妖怪ウォッチ』シリーズだが、主人公はテレビアニメ版と一貫して小学5年生の少年・ケータくんとされていた。しかし今回の第4弾では、彼とは異なる3人の少年&少女が主人公に。さらに劇中では、ケータたちの時代から30年後の世界を描いた物語が描かれるという。
さらにジバニャンやウィスパーといったおなじみの妖怪たちも、「ライトサイド」「シャドウサイド」という2つのモードを持つ妖怪として、これまでとは一味違った姿で登場する。「妖怪ウォッチ」シリーズの生みの親で、第4弾の製作総指揮・原案・脚本も務めている日野晃博はこの大変更について、「今回の映画では妖怪ウォッチの新しい可能性にチャレンジしています。これまでの妖怪ウォッチを好きでいてくださっている皆様は、『シャドウサイド』としての変化に戸惑われることでしょう。ですが、今回の新しい世界観も、きっと好きになっていただけると思います」とコメント。
映画ではこれまでよりも、ゾクッとする怖いところや、ドッと笑えるところ、激しいバトルに熱くなるところなどを用意しているという。また日野は「妖怪ウォッチというテーマを使って、大人も子供も好きになれる『まったく新しいホラーコメディ』をつくりあげました」と子供だけではなく大人たちも楽しめるエンターテインメント作品を目指していることを明かしている。
本作の主人公は、幼いころ川に溺れたときに“なにか”に助けられた記憶がある世話好きな13歳の女の子・ナツメ、両親は共働きで忙しく、いつも一人で孤独を感じている13歳の男の子・トウマ、代々妖気を使った占いを行う家系「有星家」の長男・アキノリの3人になる予定。(編集部・井本早紀)
■『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』ストーリー
かつて、妖怪を操る不思議な“腕輪(ウォッチ)”を持った少年がいた。ところが、少年が大人になったとき、彼には妖怪の姿が見えなくなってしまった。
役目を終えた、その“腕輪(ウォッチ)”は時空の彼方に葬り去られた。
30年後……穏やかな日常は終わりを告げ、迫りくる彗星とともに運命の日が始まる。
恐るべき妖怪ウイルス『鬼まろ』が、人の悪意に感染して無限に増殖していく……
人類滅亡の危機を救えるのは、妖怪ウォッチに選ばれし者。
新たな妖怪ウォッチを手にし、人間と妖怪の絆を取り戻せるのか!?