東映版アベンジャーズ「スペース・スクワッド」に変態仮面が参加?シリーズ化予定に大盛り上がり
「宇宙刑事ギャバン」と「特捜戦隊デカレンジャー」という東映が誇る二大警察ヒーローたちのクロスオーバーが話題の『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』とその前日譚を描く『ガールズ・イン・トラブル スペース・スクワッド EPISODE ZERO』の初日舞台あいさつが17日、109シネマズ木場で行われ、石垣佑磨、さいねい龍二、林剛史、伊藤陽佑、木下あゆ美、菊地美香、吉田友一、森田涼花、川本まゆらキャストと坂本浩一監督が勢ぞろいした。
センちゃん、ウメコのために指輪をお買い上げ!舞台あいさつフォトギャラリー
東映の歴代ヒーローたちがドリームチームを結成する話題の新シリーズがいよいよ幕を開けるとあって、この日のチケットは即日完売。会場はファンの熱気に包まれており、メンバーたちが登場するや大歓声。石垣は「撮影の時からずっとデカレンジャーとギャバンでここに立つことが夢だったんで、グッときています」と感無量の表情を見せた。
そして「この場を借りてさいねい(龍二)に言いたいことがあります」と切り出すと、「彼とはもともと事務所が一緒(ホリプロ)で、ドラマ『ごくせん』で共演してから仲良くなった。その後にホリプロ夏祭りというイベントがあって、子供たちがいる前でデカレンジャーの変身ポーズを取っているのを見て、変身できるのってカッコいいなと憧れていた。だから10年たって共演できるのは本当にうれしいです」と念願かなった喜びを語った。
『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』ではウメコ(菊地)とセンちゃん(伊藤)の結婚式のシーンが描かれることもあり、ウメコに成り切った菊地が左手の薬指の指輪を見せて「(センちゃんが)Amazonで買ってくれたの!」と報告する一幕も。本作の完成披露試写会などでは「結婚するんだっけ?」と語るなどつれない態度のウメコだっただけに、センちゃんに成り切る伊藤も「ようやく(結婚を)認めてくれました」とうれしさを隠せず、10年以上、二人の関係を見守ってきた観客からは「おめでとう!」と祝福の声が贈られた。そんなやりとりを終えた菊地は「あたしウメコになりたいわ。末永く幸せになってほしいですね」としみじみ付け加えていた。
東映版アベンジャーズというべき「スペース・スクワッド」は、今後のシリーズ化が予定されている。「今後どんなキャラと共闘したいか?」という問いにさいねいが「同じ東映ビデオ作品なので、変態仮面!」とリクエストすると、石垣も「主演の鈴木亮平もホリプロだしね!」と大盛り上がり。それから森田が「デカレンジャーを見ていると、(自身がシンケンイエローを演じた)シンケンジャーもみんなで集まりたいなと思います」と続け、木下が「キョウリュウシアン!」、伊藤が「ゴセイグリーン!」と自身が別の戦隊で演じた役名を挙げるなど、大にぎわいの舞台あいさつとなった。(取材・文:壬生智裕)
『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』『ガールズ・イン・トラブル スペース・スクワッド EPISODE ZERO』は期間限定上映中 7月19日DVD&ブルーレイ発売