『銀魂』即完売の堂本剛ムビチケ再販なし…高額転売やめるよう公式が呼びかけ
発売と同時に多くの劇場で完売した『銀魂』(7月14日公開)の高杉晋助バージョンのムビチケカード(ネットで座席指定ができる映画前売券)に関して映画の公式サイトが15日に更新され、「増刷・再販売は行わないことを決定させていただきました」と発表された。
高杉にふんした堂本剛(Kinki Kids)がプリントされたムビチケは、『銀魂』のムビチケ第3弾として10日に発売が開始されると、映画館にファンが殺到して長蛇の列ができ、即日売り切れが続出。本作のメガホンを取った福田雄一監督が完売を嘆く人たちの声を受け「増刷のお願いしました!(中略)ちなみにもの凄い数を用意したそうです。それでも売り切れ続出ということで、まあ、剛くん、相変わらず、すげえ人気だなと。本当にごめんなさい!」とTwitterでコメントし、映画の公式Twitterも10日に「至急に対策を検討しております」とツイートしていた。
SNSに再販売を願うファンの声が多く寄せられる中、今回オフィシャルサイトは「ご購入できなかったお客様がいらっしゃったこと、誠に申し訳ございません」とあらためて謝罪。そして「第1弾発売当初より『限定品につき、無くなり次第販売終了となります』と事前告知しており、販売初日朝より劇場にお並びになってご購入されたお客様に対して申し訳ないと判断」したと説明し、「この度、増刷・再販売は行わないことを決定させていただきました」と伝えた。
1,400円(税込)で発売されたこのムビチケは15日18時時点で、オークションサイトやフリマアプリなどで5,000円を超える値段で取り引きされている。『銀魂』の公式サイト、公式Twitterは再三にわたって営利目的で転売をしないよう訴えており、今回も「本商品の営利目的での転売は禁止されております。オークションサイト等で高額転売されている方はムビチケ利用規約に反しますので直ちに引き下げて下さい」と呼びかけている。
『銀魂』は空知英秋の大ヒットコミックを小栗旬主演で実写映画化した作品。小栗のほか、菅田将暉、橋本環奈、長澤まさみなど豪華キャストが集結しており、『ファンタスティポ』(2005)以来12年ぶりに映画出演する堂本が、“最も危険な男”と称される重要キャラクター高杉を演じることは大きな話題になっていた。(編集部・海江田宗)