『ロッキー』監督が81歳で死去 スタローンが追悼
シルヴェスター・スタローン主演映画『ロッキー』(1976)で第49回アカデミー賞監督賞を受賞したジョン・G・アヴィルドセン監督が、すい臓がんのため81歳で亡くなった。息子のアンソニーさんが LA Times に明かした。
『ロッキー』はこの年のアカデミー賞で監督賞のほか、作品賞、編集賞の3部門で受賞。シリーズ6作とスピンオフ『クリード チャンプを継ぐ男』が作られる人気作となった。アヴィルドセン監督はシリーズ第5弾『ロッキー5/最後のドラマ』で再びメガホンを取っている。
スタローンはこの訃報を受け、「『ロッキー』でオスカーに輝いた偉大な監督ジョン・G・アヴィルドセン。ご冥福をお祈りします。あなたがまたすぐ天国でヒット作を監督すると信じています。ありがとう。スライ(※スタローンの愛称)」とInstagramで追悼している。
『ロッキー』の前にメガホンを取った『セイブ・ザ・タイガー』(1973)では、ジャック・レモンに第46回アカデミー賞主演男優賞をもたらしたことでも知られるアヴィルドセン監督。『ベスト・キッド』(1984)でもヒットを飛ばし、第4弾までとリメイクが作られる人気シリーズに育て上げた。(編集部・市川遥)