破壊王マイケル・ベイ、ロンドンでプレミア敢行「これが最後」トランスフォーマーシリーズ退く考え明言
現地時間18日(日本時間19日)イギリス、ロンドンのレスター・スクエアで映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』のワールドプレミアが開催され、監督のマイケル・ベイ、主演のマーク・ウォールバーグほかジョシュ・デュアメル、ローラ・ハドック、イザベラ・モナーら主要キャストが参加した。
【動画】破壊力がすごい『トランスフォーマー/最後の騎士王』予告編
ロンドンではアリアナ・グランデのコンサートでの爆弾事件をはじめテロが相次いだことにより、ここ最近の大作映画のプレミアは中止されていた。そんななか、一番最初に手を挙げたのは、その作風から破壊王の異名をもつマイケル・ベイ監督。シリーズ最新作をひっさげロンドンプレミアを敢行。日曜日のロンドンで華々しく開催されたプレミアには、多くの観衆や世界各国のジャーナリストが集まった。会場入り口では、金属探知機によるボディーチェックや荷物検査など厳重なチェックが行われただけでなく、警察官も繰り出し異例の厳戒態勢だった。
以前から『トランスフォーマー/最後の騎士王』でシリーズを退くと発言していたベイ監督だが、その後、執筆済みの脚本が14本存在することを明かし、監督を続けることに意欲をみせていた。そのため、ファンの間では概ね監督を続投するのであろうと認識されていたのだが、このたびのプレミアでベイ監督は本作を持ってシリーズの監督を退くことを明言。「10年は長すぎたね」(第一作『トランスフォーマー』は2007年公開)とポツリ言い残した言葉が印象的だった。ベイ監督の「最後」の思いをタイトルにも込めた『トランスフォーマー/最後の騎士王』はいかなる展開をみせるのか、見届けたい。(編集部:下村麻美)