高橋一生、長瀬智也と3度目の共演!インタビュー動画公開
「下町ロケット」「半沢直樹」などの人気作家・池井戸潤の同名小説を、TOKIOの長瀬智也主演で映画化する『空飛ぶタイヤ』に高橋一生が出演することが決定し、併せてインタビュー動画が公開となった。池井戸作品への出演はテレビドラマ「鉄の骨」(2010)、「民王」(2015)に続いて3度目、長瀬とはテレビドラマ「池袋ウエストゲートパーク」(2000※2003年の『~スープの回』含む)、「ハンドク!!!」(2001)に続き3度目の共演。本作で、エリート銀行マンにふんする高橋は、「社会派というと定義づけられてしまうかもしれませんが、色々な人間が描かれていて、余すことなくそれぞれの人の魅力が描かれています」と、「社会派」というジャンルを超えたドラマの側面をアピールしている。
トラックの脱輪事故を受け整備不良を疑われるもトラックの欠陥に気付き、製造元である大手自動車会社・ホープ自動車に再調査を要求する運送会社社長・赤松徳郎を演じる長瀬、そんな赤松を疎ましく思いながらも会社がひた隠す重大な事実に気付くホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太役のディーン・フジオカに続いて、発表となった高橋の出演。
高橋が演じるのは、大手ホープ銀行の本店営業本部でグループ会社・ホープ自動車の担当をする井崎一亮(いざきかずあき)。ホープ自動車の経営計画に疑念を抱き、調査を開始。グループ会社内のいざこざに巻き込まれるも、冷静沈着に本質を見失わず正義を貫こうとする男だ。高橋いわく井崎は「秘めたる熱量がとても強い男」。「外向きはそこまで見えないですが、本質は熱い信念を持っているので、そのあたりをしっかりと演じ切れたんじゃないかなぁ…という過大評価はできないですが(笑)。でも監督がOKと言ってくださったのでそれを信じます!」と演じた手応えを明かす。
そんな高橋を演出した本木克英監督は、「作らない演技によって強烈なリアリティーを打ち出す、独自の境地を得た俳優。低音の美声と、不意に見せる笑顔に世の女性たちが魅了されている理由がよくわかりました」と高橋の演技力を高く評価している。(編集部・石井百合子)
映画『空飛ぶタイヤ』は2018年全国公開