ディズニーの巨匠たちが『君の名は。』を絶賛
今年3月に公開されて興行収入50億円を突破する大ヒットを記録したディズニーのアニメーション映画『モアナと伝説の海』のロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督、プロデューサーのオスナット・シューラーが、新海誠監督の『君の名は。』について語るインタビュー映像で、同作について口をそろえて絶賛している。
これまで『アラジン』『リトル・マーメイド』などのヒット作を生み出してきたクレメンツ&マスカー監督コンビ。昨年、日本で旋風を巻き起こした『君の名は。』についてクレメンツ監督は「美しい映画でとても面白かった」とコメント。「日本のアニメーションの大ファンで特に宮崎作品は大好きだよ」と日本アニメに造詣が深いことをうかがわせ、「『君の名は。』は2人の関係性がとてもユニークだね」と感想を述べた。
そのクレメンツ監督の言葉にかぶせるようにマスカー監督が「入れ替わるなんて独特なストーリーだし、観たことないな」と言うと、クレメンツ監督は褒め足りないと言わんばかりに「全く違う角度から描かれているし、タイムトラベルの要素も工夫されていてすばらしい作品だったよ」と賛辞を送る。マスカー監督も「よく練られて作られているし、とてもパワフルな物語だ。すばらしい構成の作品だよ」と続けた。
『モアナと伝説の海』は、海に選ばれた少女モアナが、大切な人や世界を守るために、伝説の英雄マウイと一緒にさまざまな苦難を乗り越えるさまを描いたファンタジーアドベンチャー。『君の名は。』は、夢の中で互いが「入れ替わる」という不思議な体験をする、東京で暮らす男子高生・瀧と、山々に囲まれた田舎町で暮らす女子高生・三葉の恋と奇跡の物語。(編集部・海江田宗)
『モアナと伝説の海』のMovieNEXは7月5日より発売 『君の名は。』の Blu-ray & DVD は7月25日より発売