坂口健太郎、TOKIO長瀬も認める天才ぶりに酔いしれる!
俳優の坂口健太郎が4日、都内で行われたドラマ「ごめん、愛してる」プレミアム試写会&舞台あいさつに登壇し、TOKIOの長瀬智也や吉岡里帆から自分の天才ぶりに酔いしれていたことを暴露された。イベントには、大西礼芳、池脇千鶴、大竹しのぶも登場した。
同ドラマでアイドルピアニスト役に挑戦している坂口は、「(ピアノは)保育園の時に2年間くらいやっていたんですが、楽譜が読めないので一から教わりました。ホテルに楽器を持ち込んで、時間があったらずっとやっていました」と苦労を吐露。「本当に弾けなくて、ヤダ! と思って鍵盤に頭をガーンと打って、そのまま寝ていたこともありました」と衝撃エピソードも打ち明けた。しかし、そんな坂口について「朝、天才発言をしていました」とチクる吉岡。すると長瀬も参戦し、「(坂口が)大きめの鳥がいっぱいいる柄の衣装を着ていたから、『今日、鳥の柄のシャツなんだね』と言ったら、『羽ばたいちゃうんですね!』(とまるで自分が羽ばたくかのように言った)」と暴露し、会場を沸かせた。
さらに、吉岡から「『難しい曲しか弾けない』とおっしゃられていました」と追い打ちをかけられた坂口は、先生に教えてもらう難しい楽曲に慣れてしまったことを説明しながら、「逆に簡単な曲がまったく弾けない」と悦に入った様子で話す。その言葉を受けて長瀬は「天才発言!」と茶化すも、実際に見事な腕前を披露しているという坂口に感心している様子も見せていた。
本作は、韓国で大ヒットしたテレビドラマのリメイク。社会の底辺で生きてきた主人公・律(長瀬)が死を前に、幼い頃に自分を捨てた実母(大竹)と再会し愛憎を募らせていく姿を、律の運命を変える女性・凛華(吉岡)、麗子が溺愛するもう一人の息子・サトル(坂口)との三角関係なども交えて描く、切ない愛の物語。
主演を務める長瀬は、「親からも誰からも愛されたことがない孤独な男を演じさせていただきます。僕も独り身の男としていろいろ感じることがあるので、そういったことを律を通して表現できたらなと思います」とアピール。また、「昔やらせてもらった純愛ラブストーリーは19歳くらいの時だったので、20年くらい経って愛の考え方も変わっていると思う」と自身の変化を明かすと、「(台詞の)一つ一つを重く感じたりしますね。昔だったらこういうことは考えなかったなと思いながら(やっています)」と撮影中の様子も紹介。そして、「『愛してる』の愛を最後まで表現していきたい」と意気込むと、「この夏は涙で体を冷やしていただきたい!」と力強く呼び掛けた。(取材:錦怜那)
日曜劇場「ごめん、愛してる」は7月9日夜21時よりTBS系にて放送スタート