“日本のワンダーウーマン”由美かおる、映画版の男性入浴シーンに合格点
女優の由美かおる(66)が4日、新宿ピカデリーで行われた映画『ワンダーウーマン』のファンイベントにサプライズ登場、劇中に登場するクリス・パインの入浴シーンに「パーフェクト!」とお墨付きを与えた。
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』にも登場した、DCコミックスの人気キャラクターを実写映画化した本作。北米では公開されるや、初週3日間の売り上げが、女性監督作品(パティ・ジェンキンス)としては史上最高を記録する大ヒットとなった。
由美は、1980年に日本で放送された「紅い旋風!ワンダーウーマン」の主人公ワンダーウーマン(リンダ・カーター)の吹き替え声優を務めた、まさに“日本のワンダーウーマン”の一人で、映画版でワンダーウーマンを演じたガル・ガドットについて「最高ですね。ワンダーウーマン、イコール、ガルさんという感じで。アクションも完璧でしたし、トレーニングもされていて完璧な肉体でした」とほれぼれとした様子。
また、映画の出来についても「感激しました。涙があふれそうになって。本当にすばらしいですね。強くて自立したステキな女性で。今の時代にこの女性は必要じゃないかなと思います」と笑顔を見せた。
テレビドラマ「水戸黄門」での入浴シーンでも知られる由美だが、本作にも、女性だけの一族が暮らす島に不時着した男性パイロット(クリス・パイン)の入浴シーンが登場。「パーフェクトじゃないですか」とクリスの入浴シーンを絶賛した由美は、「自然体で、なんともいえない恥じらいがあって。そういう感じがいいと思います」と付け加える。
さらに「一番リラックスできるのはおうちのお風呂なんですけどね」と笑う由美は、「大勢のスタッフの中でお風呂に入るというのは、緊張とリラックスとでフィフティフィフティ。だから初々しさが出るのかなと思いますね」と振り返った。この日のイベントには、アメコミライターの光岡三ツ子、『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』が10月に公開予定のFROGMANも来場した。(取材・文:壬生智裕)
映画『ワンダーウーマン』は8月25日より全国公開