“リアル王子”中島健人、ファン1,000人を“完全魅了”!
Sexy Zone の中島健人が5日、都内で行われた映画『心が叫びたがってるんだ。』完成記念プレミアイベントに出席して“リアル王子”ぶりを見せつけ、集まった約1,000人のファンの黄色い歓声を浴びた。会場には芳根京子、石井杏奈、寛一郎、熊澤尚人監督も来場。フリーアナウンサーの加藤綾子が司会を務めた。
ジャニーズの中でも生粋の王子様キャラで人気の中島は、この日も突如どしゃ降りの雨の中で始まった本イベントに登壇するや、「空が感動の涙に包まれています」とサラリと言ってのけてファンを完全に魅了。本音を言えない少年を演じながらも、自身は「『ストレート』プラス『フック』『アッパー』で伝えます」と明かすと、「小技を効かせるというか、フックが引っかかるようなことをすれば相手の心にもずっと残ると思いますし、言葉というのはそういうところが面白いと考えています」と説明した。そして、加藤アナからファンに向けてのフックを要望されると、「皆さんの浴衣が綺麗過ぎて何も言えません」と投げかけ、ファンを再び“完全魅了”した。
そんな中島の印象を尋ねられた石井は「お仕事のプロでもあるし、人間のプロだと思った」そうで、「疲れた表情を見せないので、辛いことってあるんですか? と質問したら『俺の人生はすべてハッピーエンドだからそんなことないよ』って言った時に、人間のプロだ! 素晴らしいなと思いました」としみじみと述懐。芳根は「常に王子様なので、ほんまもんやな! と思いました」と話し、「最後の晩餐に何を食べますか? と質問したら、『俺に最後の日はない』って(言っていました)」と暴露。思わず客席に背中を向けるほど照れまくる中島だが、ふいに加藤のカンザシが落ちると態度は一変し、サッと拾うと加藤の目を見つめながら手渡し。リアルな王子ぶりが生披露され、会場にはファンの歓喜の悲鳴が鳴り響いた。
本作は2015年9月に公開されて11億円を超える大ヒットを記録し、通称“ここさけ”として人気を博すアニメーション映画の実写映画版。ミュージカルの主役に選ばれた「言葉を封印された少女」成瀬順(芳根)が、クラスメイトの少年・坂上拓実(中島)との出会いにより運命を変えていくさまを描いた青春ムービーだ。
中島は「今を大切に、そして大事な人に言葉を伝えようと思える作品になっていると思います。とにかく明日が楽しみになる作品になっています」とアピールすると、「皆さんの心を叫んで、最高の青春を過ごしてください」と呼び掛けた。(取材・錦怜那)
映画『心が叫びたがってるんだ。』は7月22日より全国公開