ベン・アフレック『バットマン』単独映画はノワール探偵風に!
DCコミックスの『バットマン』単独映画でメガホンを取るマット・リーヴス監督が、同作をノワール調の探偵映画にするつもりだと New Trailer Buzz に語った。
マット・リーヴス監督作!『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』予告編
現在、批評家から絶賛されている新作『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(10月13日日本公開)をプロモーション中のリーヴス監督は、『バットマン』単独映画については「まだ始めたばかり」だとしながらも、「シーザー(『猿の惑星』シリーズの主人公で猿側のリーダー)とバットマンには感情的に似ているところがある。どちらもひどく苦しんでいて、欠点があり腐敗した世界でどうにか正しいことをしようとしている。それこそ僕が関心を持っている点なんだ」とコメント。
リーヴス監督はアルフレッド・ヒッチコックの大ファンであることを公言しており、観客が主人公の視点で物語に没入できる映画作りを目指し、大作でありながらエモーショナルな『猿の惑星』シリーズでもその実力を証明している。その視点を『バットマン』単独映画にも反映させるつもりのようで、「これはノワール探偵映画バージョンのバットマンを作るチャンスなんだ。ものすごくパワフルな方法で、彼の視点で描いていくというね。観客が彼の頭や心の中と繋がれるものになればいいと思う」と展望を明かした。クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』3部作に続く名作が誕生するのか、注目だ。
『バットマン』単独映画はもともとバットマン役のベン・アフレックが監督も務める予定だったが、「この役を果たすためには、集中し、情熱をもって、自分ができる限りのベストパフォーマンスを見せなくてはなりません。主演と監督という2つの仕事をこなしながらでは、求められるレベルに達することができないのは明らかです」と降板。その後、リーヴス監督が抜てきされていた。公開日は未発表ながら、2019年になるのではないかとみられている。(編集部・市川遥)