『マイティ・ソー』第3弾で完結へ!それが『アベンジャーズ』新作につながる!
マーベル映画『マイティ・ソー』シリーズ第3弾にあたる新作『マイティ・ソー バトルロイヤル』(日本公開11月3日)をもって完結するとマーベルスタジオの社長ケビン・ファイギが Toronto Sun に語った。
ソーVSハルク!『マイティ・ソー バトルロイヤル』ティザー予告編
2008年の『アイアンマン』を皮切りに、様々なマーベルコミックスのヒーローを実写映画化し、その世界観を拡大しているマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)。シリーズ全体の見通しを立て、フェーズ(段階)という区切りを設けており、現在は2016年公開の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でスタートしたフェーズ3の真っ只中だ。
ファイギはインタビューで、新作『マイティ・ソー バトルロイヤル』が3部作の完結編となるかを尋ねられると、「僕たちはフェーズ3の仕上げに差し掛かり、22作品もの映画でつくりあげてきた物語の終わりに近づいてきている。『アイアンマン』シリーズを3作、『キャプテン・アメリカ』シリーズを3作、『マイティ・ソー』シリーズを3作」と認めつつ、「『マイティ・ソー バトルロイヤル』では物事が激変して、(『アベンジャーズ』シリーズの第3弾)『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー(原題) / Avengers: Infinity War』に直接つながるんだ」とも明かした。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』は、史上最強の敵・ヘラ(ケイト・ブランシェット)に愛しのハンマー“ムジョルニア”を破壊された上、宇宙の果てに弾き飛ばされ、遠く離れた星で捕らわれの身となったソー(クリス・ヘムズワース)が、脱出するためにその星の絶対王者として君臨するチャンピオンのハルク(マーク・ラファロ)と戦わなくてはいけないはめになるさまを描く。コメディー映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』で高く評価されたタイカ・ワイティティが監督を務めており、これまでとは違ったトーンの作品になると期待されている。
また、ファイギは現在撮影中の『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー(原題)』にも言及。「今日、撮影90日中の73日目なんだ。終わったら3週間空けて、その後に未題の『アベンジャーズ』第4弾を撮影開始するよ。かなり大がかりな仕事なんだ。スクリーン上でも、その裏側でもね。とても野心的なんだ」と期待をあおるコメントを残していた。(編集部・石神恵美子)
<フェーズ3で今後公開予定のマーベル映画>
『スパイダーマン:ホームカミング』(日本公開8月11日)
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(日本公開11月3日)
『ブラックパンサー(原題) / Black Panther』(全米公開2018年2月16日)
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー(原題)』(全米公開2018年5月4日)
『アントマン・アンド・ザ・ワスプ(原題) / Ant-Man and the Wasp』(全米公開2018年7月6日)
『キャプテン・マーベル(原題) / Captain Marvel』(全米公開2019年3月8日)
タイトル未定の『アベンジャーズ』第4弾(全米公開2019年5月3日)