アンドリュー・ガーフィールド「行為なしのゲイ」発言で大炎上
舞台「エンジェルス・イン・アメリカ」でゲイのキャラクターを演じることになっている俳優のアンドリュー・ガーフィールドが、その役づくりを通して「僕は今、ゲイだね。ただ行為をしないっていうだけで」と発言し、LGBTQのコミュニティー(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クエスチョニングまたはクィア)から猛バッシングを受けている。Peopleなどが報じている。
アンドリュー、過去にはライアン・レイノルズと熱烈キス!【画像】
トニー・クシュナーによる戯曲「エンジェルス・イン・アメリカ」は、1980年代を舞台にエイズを宣告された同性愛者たちの人間模様を描く。アンドリューは同作プロモーションの場で、異性愛者でありながら同性愛者を演じることについて「僕の知る限り、僕はゲイではない。もしかしたらこれからの人生で目覚める日がくるかもしれない。それはもちろん素晴らしいことで、そうなったら探求してみたいと思うことだろう。でも今は、そうではない。それも素晴らしいことだと思う」と語りだす。
アンドリューは「リハーサル期間の唯一の休みも、毎週日曜なんだけど、友人8人を呼んで、一緒に『ル・ポールのドラァグレース』を見ているんだ」と役づくりの一環として、ゲイコミュニティーを超えて人気を誇るリアリティー番組「ル・ポールのドラァグレース」を見ていると明かし、「僕は今、ゲイだと思うね。ただ行為しないってだけで、それだけさ」と話していた。
その発言に、LGBTQの人々は猛反発。「苦境を経験しないでゲイになれるとは、なんて楽なんだろうね」「ガーフィールドはテレビ番組を見ながら、ゲイのキャラクターの役づくりをして、行為なしのゲイになったって」などとSNSなどで批判が集中している。(編集部・石神恵美子)