28歳窪田正孝、高校生役「しんどい」とボヤき
俳優の窪田正孝が13日、ユナイテッドシネマ・アクアシティお台場で行われたテレビドラマ「僕たちがやりました」制作発表会見に来場、同ドラマで28歳にして高校生役を演じることについて「けっこうしんどい」とボヤくことしきりだった。
週刊ヤングマガジンで連載されていた同名コミックをドラマ化した本作。「そこそこの人生」でよかったはずの4人の若者たちによる青春逃亡劇となる。現在28歳の窪田が高校生を演じることも話題となっている。第1話を観賞したばかりの観客の前に立った窪田は「自分なんかが真ん中にいるなんて恐れ多いんですが、1話はどうでしたか?」と問いかけると、会場からは大きな拍手が。その様子に笑顔を見せた窪田は「高校生なのでスタイリッシュでテンポが良くて。絶叫マシンに乗るような感じで作らせていただいています」とあいさつした。
共演する新田真剣佑から「一度一緒にお芝居をしたいと思ってました。窪田さんのお芝居を吸収しています」と尊敬のまなざしを向けられた窪田だったが、「俺は何もないからね。気付いたら(8月で)29になるみたいな感じだし。高校生役なんてできるのかなと思って」とボヤく。「ヒロイン(永野芽郁)と11歳差だし。あとひとつでひとまわり……。けっこうしんどいですよ。(刑事役の三浦)翔ちゃんと同い年だし」と続けた。
それでも「座長の窪田さんが芝居の面でもそうじゃないところでも引っ張ってくれている」と米田孝プロデューサーが語る通り、キャスト陣の仲の良さは今日の会見でも見て取れ、撮影現場は和気あいあいとしているという。しかし内容は地上波でやれるギリギリのラインをせめていると米田プロデューサーは明かし、新城毅彦監督も「深夜ドラマだと思って引き受けたら、とんがった原作だった。どこまでできるのかギリギリまで攻めています。まだまだ制作中ですが、熱く突っ走っていきたい」と意気込みを語った。(取材・文:壬生智裕)
テレビドラマ「僕たちがやりました」は7月18日夜9時よりカンテレ・フジテレビ系全国ネットで放送開始