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女だってハメを外す!女性版『ハングオーバー』と話題のコメディー

子供たちも大活躍中のジェイダ・ピンケット=スミス
子供たちも大活躍中のジェイダ・ピンケット=スミス

 女性版『ハングオーバー』として話題の映画『ガールズ・トリップ(原題)/ Girls Trip』について、レジーナ・ホールジェイダ・ピンケット=スミスが7月17日(現地時間)、ニューヨークでのAOL開催イベントで語った。

【写真】夫ウィル・スミスとラブラブキス

 本作は大学時代の友人4人が再会を祝して、ハメを外していくコメディー。5年ぶりに再会したベストセラー作家のライアン(レジーナ)、ゴシップ記者のサーシャ(クイーン・ラティファ)、シングルマザーのリサ(ジェイダ)、会社を解雇されたディーナ(ティファニー・ハディッシュ)は、ニューオーリンズでエッセンス誌主催のイベント「エッセンス・フェスティバル」に参加し大いに楽しむ。だが、ライアンの夫スチュワートの浮気が発覚し、彼らの関係に亀裂が生じていく。スパイク・リー監督のいとこで、映画『アンダーカバー・ブラザー』などのマルコム・D・リーが監督を務めた。

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レジーナ・ホール
『最終絶叫計画』シリーズなどのレジーナ・ホール

 パワフルな女性たちの友情が描かれている本作の魅力についてジェイダは「映画では4人のアフリカ系アメリカ人の女性を描いているけれど、全ての女性に向けた、女性の共感が得られる作品よ。友情はもちろん、困難を乗り越えた末の結束力、何より共に楽しく過ごすということは、普遍的なテーマよね。これまでの映画では、女性が男性のようにハメを外すことに許可が与えられていなかった気がするんだけど、今作にはドラマチックなシーン、愛情にあふれたシーン、最後にはライアンによる女性の権限を訴えるシーンもあるわ」と語る。

 女性版『ハングオーバー』の名にふさわしく下ネタや下品なシーンも満載だが、アメリカを代表する女優陣がそれらに果敢に挑戦していることについて「わたしにとってそれも魅力の一つだったの。『バッド・ママ』で下品なシーンを多少やったけど、今作ではもっと果敢に挑戦することがゴールだったわ」とジェイダが語ると、レジーナが「ジェイダのキャラクター、リサは最初は(他の3人と比べて)消極的なのだけど、最後のベッドシーンでは……わたしでさえ躊躇する言葉を発するの(笑)』と笑いを誘った。

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 表向きは成功した女性に見えるが、その真実はベールに隠されているというライアンを演じたレジーナは「今の時代は、社会でのプレッシャーやソーシャル・メディアによって、人々にどのように思われているかというイメージに執着しすぎて、時々それが自分の幸せよりも重要になる人がいると思うの。どんな状況下でも、自分のアイデンティティーを見失わないことが大切よ」と持論を展開した。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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